アナルビーズとは?オナニーやセックスでの気持ちいい使い方
アナルビーズとは、球状のビーズがいくつかつながった形をしたアナル用のラブグッズのことです。
大きいものや小さいもの、柔らかいものや硬いもの、電池で動くものなど、さまざまな素材やデザインのアイテムがあります。自分に合ったものが選べるため、アナルで気持ちよくなりたい人には定番のグッズとなっています。
この記事では、そんなアナルビーズについて、基本的な知識や使い方だけでなく、他のグッズにはない魅力や知っておきたい注意点も詳しくまとめました。
まだアナルビーズを使ったことがない初心者さんから使い方のバリエーションを増やしたい上級者さんまで、ぜひ参考にしてアナルでの新しい快感を見つけてみてください!
アナルビーズとは?
アナルビーズとは、いくつかの玉が繋がった形をしたラブグッズです。「アナル」が肛門を指すことから、お尻で楽しむのが基本的な使い方で、元は真珠が使われていたことから「アナルパール」と呼ばれる場合もあります。
まずはアナルビーズについて、基本的な情報を見ていきましょう。
アナルビーズは初心者向け?上級者向け?
アナルビーズについては、アナル向けのラブグッズとしては比較的初心者向けです。上級者向けのアナルグッズには、他に「アナルバイブ」「アナルプラグ」などがあります。
アナルビーズの玉の大きさは1~5cmと、かなり幅広く選べます。そのためアナルの開発度に合わせてサイズを選ぶことで、初心者さんだけでなく上級者さんまで幅広く楽しむことができるグッズだと言えます。
まずアナルへの刺激に慣れていない初心者の方は、直径1cmほどの小さなビーズが連なったものから始めます。
例えば、こちらの『アナルスウィート(ピンク)』のように、女性の人差し指ほどの太さであれば、初めてでもそれほど抵抗なく使うことができるでしょう。
- アナルスウィート(ピンク)
- 程良くスリムな形状で、初心者も上級者も納得のアナルグッズです。可愛いハート型のミニハンドルが付いてるので引き抜きやすく、使った後は洗って清潔に保てるのが嬉しい!引っかかり具合も心地良く、初心者も上級者も納得のアイテムです。
- アナルスウィート(ピンク)の詳細はこちら
慣れてきたら2cm、その次は3cmと徐々に太くしていくのが基本の使い方です。
アナルセックスのトレーニングとして使うのであれば、日本人男性のペニスの平均値と言われる直径3.5cm付近が目安です。それ以上が上級者向けのアナルビーズということになります。
アナルビーズの太さ(直径) | |
初心者向け | 直径1cm程度 |
中級者向け | 直径2~3cm |
上級者向け | 直径3.5cm以上 |
アナルビーズの形状
アナルビーズには大きく分けて2種類のタイプがあります。
1つは、ビーズとビーズの間隔が空いているもの。引き抜くときのお尻への負担が少ないことと中に入れる個数を調整しやすいことから初心者さんでも比較的使いやすいタイプです。
もう1つは、数珠のように玉が連続して配置されているタイプで、刺激が強い上級者さん向けのアイテムです。
それぞれ長いものと短いものがありますので、奥まで圧迫される感覚が欲しいときは長め、入り口付近を重点的に楽しみたいときは短めと、使い分けるのも良いでしょう。
また、アナルビーズは端の部分を必ず体の外に出して使用します。
出し入れがしやすいように持ち手やリングがついているのが一般的ですが、グッズによっては吸盤がついていて壁や床に固定できたり、しっぽがついた可愛らしい見た目になっていたりするものもあります。
アナルビーズの感触、素材
現在、主に使われているアナルビーズの素材には、
- シリコンやゴム(ラテックス)
- プラスチック
- ガラスやアクリル
- 金属
などがあります。
シリコンやゴム(ラテックス)はプニプニとした感触が特徴で、柔らかく体に負担をかけにくいのがメリットです。経年・傷などによる劣化が見られやすい素材ですので、アナルビーズも消耗品だと考えると良いでしょう。
プラスチックは硬く存在感のある感覚が楽しめますが、あまりに安価なものはバリが出ているなど粗雑な作りになっている可能性があります。購入時は実際に手に取ってよく確認するのがおすすめです。
硬さと独特のつるりとした感触、冷たさが好まれているガラス・アクリルは、透明度が高いことも特徴です。使用中は体の中まで見えてしまいますので、セックス時の使用に向いた素材だと言えます。
金属も、ガラスと同様に硬く冷たい触感が特徴的ですが、不透明でずっしりとした重みがあります。内部の圧迫感を味わいたいときにはぴったりの素材です。
アナルビーズの魅力
このように、多種多様なデザインや素材、質感を持つアナルビーズですが、実際に使ったときにはどんな良さがあるのでしょうか。
他のラブグッズにはないアナルビーズならではの魅力をまとめました。
魅力(1)排泄に近い気持ちよさ
基本的に人間の体は、眠る、食べる、セックスをするなどの生命活動を維持するための行為を行うと気持ちよさを感じるようにできています。
アナルは元々排便のための器官ですが、いらないものを体外に出す排泄行為も人間の体にとって必要なことから、快感が得られる仕組みになっています。
また、アナルの入り口周辺は便意を感じるための末梢神経が密集する敏感な部分でもあります。周りの皮膚を優しく刺激されたり肛門内部に入れたアナルビーズを引き抜いたりすることで、排泄に似た快感を味わえるのが大きな魅力です。
魅力(2)肛門内の圧迫感
アナルビーズに慣れて大きめのビーズを入れられるようになると、引き抜く刺激だけでなく直腸への圧迫感からも性的快感が得られます。
男性は直腸内に性感帯である前立腺がありますが、女性には目立った性感帯はありません。しかし、直腸と膣は非常に近い位置にありますので、Gスポットやポルチオといった膣内の性感帯に快感を与えることも可能です。
体内への刺激をアップさせたいときは、ビーズのサイズを大きくするだけでなく、スティックタイプのアナルビーズを使う方法もあります。
『ベイビーバニーウェイブビーンズ』は、ウサギをモチーフにした可愛らしいデザインが特徴ですが、全幅が約4.2cmと太めで存在感たっぷりのアイテムです。
中に入れて感覚を楽しむほか、優しく出し入れしたり振動させたりと幅広い楽しみ方ができますので、いつものアナルビーズとは違うものを選びたいときにぴったりです。
- ベイビーバニーウェイブビーンズ
- ベイビーバニーウェイブビーンズは、アナルで新たな快感を感じたい方をサポートするアナルバイブ!優しいシリコン素材に、振動パターン10種類を搭載!音も静かな静音設計。通常のバイブとしても、アナルバイブとしてもお使いいただけます。
- ベイビーバニーウェイブビーンズの詳細はこちら
魅力(3)羞恥心や背徳感
生殖器ではない上に排泄をする場所であるアナルをセックスやオナニーに使うことは、人によってはとても抵抗を感じる行為です。
「お尻に物を入れて気持ちよくなっているなんて恥ずかしい」「いけないことをしている気がする」と、羞恥心や背徳感を覚える人も多いでしょう。
さらに、セックスでのアナル刺激は「相手に汚いところを見られたり触られたりしてしまう」という恥ずかしさを感じる人もたくさんいます。
しかしそこがアナルビーズの大きな魅力です。
Mっ気のある人はもちろんですが、それ以外の人でも、非日常感や背徳感と一緒に性的な刺激を得ることが強い快感や興奮に繋がる傾向があります。
アブノーマルな行為ではあるものの、だからこそ気持ちよさがアップしている面もあると言えるでしょう。
魅力(4)自分に合ったアナルビーズが見つかる
先ほどお話したとおり、アナルビーズにはさまざまなサイズのものがあり、素材や質感のバリエーションも豊富です。
最初はアナルのトレーニングを兼ねて、細め・柔らかめのアイテムがおすすめですが、それ以降は太めのものや圧迫感の強いもの、冷たさを感じるものなど、自分の経験値や好みに応じて自由に選ぶことができます。
一見アダルトグッズに見えないような可愛らしいデザインのものから、機能性が高くバイブとしても使えるアイテムまで揃っていますので、比較的簡単に自分に合ったものを見つけられるのが大きな利点です。
アナルビーズのオナニーでの使い方
アナルビーズの特徴や利点が分かったところで、今度は実際のアナルビーズの使い方を見ていきましょう。まずご紹介するのは、オナニー時に使用して楽しむ方法です。
強い刺激に慣れていない初心者さんだけでなく、アナルの拡張をしたい人や自分のペースで快感を得たい人は、オナニーに取り入れるのが向いています。アナルビーズをセックスで使用する前に、オナニーで練習してみるのもおすすめです。
オナニーでの使い方(1)アナルに出し入れして楽しむ
アナルビーズをオナニー時に使うときに基本になるのが、アナルに出したり入れたりする感覚を楽しむ使い方です。
乳首やクリトリスなどの性感帯で興奮を高めたら、指にローションを塗って肛門周辺を優しくマッサージしていきます。刺激に慣れてきたら、アナルビーズを一粒ずつゆっくりと入れてみましょう。
このとき痛みを感じるようなら、ほぐし方が足りないかビーズのサイズが大き過ぎる可能性があります。ローションをたっぷりと使って、時間をかけて行うのがポイントです。
アナルビーズを入れたら、
- 入れたまま肛門を緩めたり締めたりして感触を味わう
- 入れたビーズをゆっくり引き抜く
- 便を出すときのようにお腹に力を入れて排出する
などの方法で刺激していきます。最初は気持ちいいと感じられないこともありますので、無理なく気長に行いましょう。
オナニーでの使い方(2)他の性感帯と併用する
刺激をしても性的な気持ちよさを感じられないときにおすすめなのが、他の性感帯と併用しながら開発していく方法です。
乳首やクリトリスなどの敏感な場所を刺激しながら同時にアナルビーズを使うことで、肛門への刺激が性的な快感になると脳に覚えさせることができます。
アナルが性感帯になっている人にとっては、より大きな快感が得られるというメリットもあります。
アナルビーズを中に入れた状態で、他の部位を手もしくはローターやバイブといったラブグッズなどで愛撫するのが、基本的なやり方です。
『ミニ電動アナルパール(ピンク)』のように、スティック状で持ち手のあるアナルビーズを使うと抜き差しがしやすいため、オナニー時でも手軽に強い快感を得ることができます。
- ミニ電動アナルパール(ピンク)
- 振動の強さを自由に調整できる、電動タイプのアナルパール。スティックの中には大粒のパールが4粒入っており、好きな角度に指で曲げることが可能!男性の小指ほどの太さの小型サイズなので、「初心者だけど強い刺激が欲しい」という方にもおすすめです。
- ミニ電動アナルパール(ピンク)の詳細はこちら
アナルビーズのセックスでの使い方
次に知っておきたいのが、アナルビーズをセックスに取り入れるときの使い方です。
セックスでもオナニーと同様、最初はあまり気持ちよく感じなかったとしても、何度か繰り返すことで快感に変わっていくはず。パートナーとよく相談しながら、焦らずゆっくりと進めていきましょう。
セックスでの使い方(1)前戯中に使う
アナルビーズをセックス時に使うときの定番は、前戯の一環として使用する方法です。
キスやハグ、性感帯への愛撫で十分に興奮したら、アナルのまわりにローションを塗ってマッサージしてもらいます。緊張していると肛門付近が固くなってしまいますので、リラックスした状態で行うのが重要です。
アナルが柔らかくなってきたら、ローションをたっぷり塗り、アナルビーズを挿入します。細いビーズであればそのまま入れても構いませんが、ビーズが大きめの場合は、先に相手の人差し指や中指を入れて慣らすと良いでしょう。
あとはオナニーと同じように、中に入れたアナルビーズを引き抜く、出し入れする、ビーズが中に入った状態でほかの性感帯を愛撫するなどの方法で前戯を行います。
好きな人にアナルを見られ、刺激されるのは、羞恥プレイの要素もあります。精神的な興奮度を高めたいときにもぴったりです。
セックスでの使い方(2)挿入中に使う
アナルにビーズやバイブを入れたまま膣を刺激するのは「2穴攻め」と呼ばれ、アダルト動画などで人気のあるプレイです。
やり方は、アナルビーズを入れた状態で膣に挿入するだけとシンプルですが、女性にとってはペニスの圧迫感とアナルへの刺激で強い快感が得られ、男性にとっては膣壁越しに感じるビーズのゴツゴツした感触が普段と違う刺激になります。
お互いに肉体的な気持ちよさをアップさせることができるだけでなく、背徳感や非日常感から来る興奮も高まりますので、マンネリなセックスを変えたいときには効果的な方法だと言えるでしょう。
慣れてくれば、後背位(バック)や背面騎乗位のときにアナルビーズを引き抜いたり出し入れしたりすることも可能になります。肛門への快感と羞恥心がさらに強くなる、刺激的な方法です。
アナルビーズ使用の注意点
アナルビーズは、初心者さんから上級者さんまで幅広く使えるラブグッズですが、安全に気持ちよく使用するために注意しておきたい点もいくつかあります。
代表的なものを以下に挙げましたので、アナルビーズを試す前にぜひ確認してみてください。
注意点(1)必ずローションを使う
膣と違い、アナルには滑りを良くするための液体を出す仕組みがありません。そのままの状態でアナルビーズを挿入するのは難しく、プレイ中に体を傷つけてしまう可能性が高くなります。
アナルビーズ使用時に限らず、アナルを刺激する際には、必ずローションを使うようにしてください。体への負担を減らすことができ、ぬるぬるとした独特の気持ちよさも味わえます。
アナルビーズを使う際のおすすめローションは、『LCハーバルローション』です。アロエとハチミツを配合した自然派素材で作られており、人によって便意を催すことがあるグリセリンは使用されていませんので、お尻にも使うことができます。
さらっとした質感のためアナルで長時間のプレイをするときにはこまめにつぎ足す必要がありますが、肌に優しく使いやすいアイテムです。
- LCハーバルローション
- 保湿成分アロエ・ハチミツを配合した、自然派ラブローション。トロトロなのにベタつかず、サラッとしたテクスチャにこだわりました。前戯やマッサージだけでなく、挿入時の潤いケアや、アナルプレイ時の潤滑剤としてもおすすめです!
- LCハーバルローションの詳細はこちら
注意点(2)準備は念入りに行う
アナルビーズに使われている玉の直径は、小さいもので1cm以下と、指より細くなっています。普段それより太い便を排泄していることを考えるとすんなり入りそうなイメージもありますが、だからといっていきなり指やグッズを入れるのは厳禁です。
肛門は、便が予期せぬタイミングで出てしまわないようにストッパーの役割をしていますが、軽く力を加えただけで傷ついてしまうデリケートな部分でもあります。
ビーズを入れるときには、
- 排便・浣腸で肛門内を綺麗にする
- リラックスして楽な体勢になる
- ローションをつけた指でアナル周辺を優しくマッサージする
- マッサージしながら軽く指先を入れる
- 無理なく入れられる指を根元まで入れる
- 小指から薬指、中指と入れる指を徐々に太くする
- アナルビーズを1つずつゆっくり入れる
という順で行うのが基本です。慣れてきても手順はなるべく飛ばさず、痛みや違和感がある場合は1つ前に戻って丁寧に行いましょう。
注意点(3)やり過ぎない
アナルの性感が発達していない時期は、「たくさんやれば気持ちよくなるのでは」と考えてしまいがちです。さらに、快感を覚えるとついやり過ぎてしまうということもあるでしょう。
しかし肛門や直腸は元々何かを入れるのに適した場所ではないため、刺激し過ぎるとダメージを受けてしまいます。強い快感が欲しいからと拡張をし過ぎると、排泄に支障が出る可能性もあります。
痛みや違和感がない場合もあまり頻繁に行わず、適度なサイズのアナルビーズを選ぶようにするのがポイントです。
また、トラブルの例として、興奮のあまりアナルビーズを肛門内に全て入れてしまったというケースもあります。この場合は病院で抜いてもらわなくてはいけない事態になってしまいますので、ビーズの端は必ず体外に出しておくようにしましょう。
注意点(4)衛生面に気をつける
雑菌の多い場所であるアナルを刺激するときには、清潔に細心の注意を払う必要があります。
アナルを触る前には、市販のシリンジ(針のない注射器のようなグッズ)や浣腸などで直腸内を綺麗にした後、シャワーを浴びて肛門周辺をよく洗っておきます。
アナルを指で刺激する際は、衛生面や安全面をケアするために、指用コンドームや指サックをつけてください。アナルビーズは使用前と使用後に洗浄や消毒をきちんと行い、グッズ用のコンドームをつけるのがおすすめです。
アナルビーズで新たな気持ちよさを発見しよう
デリケートなアナルは、刺激の方法を間違うと傷つけてしまうことも多く、怖いイメージがある人もたくさんいるでしょう。
しかし、アナルには独特の背徳的な気持ちよさがあり、アナルビーズだけでイクことができるほどの強い快感を得ることもできます。
アナル刺激を安心・安全に楽しむためには、事前の準備や自分に合ったアナルビーズを選ぶことがとても重要です。ゆっくり無理なく挑戦して、新しい快感を発見してみてください。