会陰オナニーは本当に気持ちいい!?女性向けのやり方や注意点について
女性の性感帯といえば、乳首や膣、クリトリスなどが代表的です。しかし、女性の体は性感帯を開発することで、さまざまな部位で気持ちよくなれると言われています。今回はそんな部位の1つ、「会陰部(えいんぶ)」について見ていきましょう。
会陰部は男女ともに存在する部位です。男性は会陰オナニーでドライオーガズムを迎えられることもあり、それなりに有名です。
実は女性であっても、会陰部のひとりエッチで気持ちよくなることができます。ひとりエッチはもちろん、セックスで会陰部をクンニしてもらうと、新たな性感帯を発見できるかもしれません。
そこで今回は、「気持ちいい場所を増やして性生活をより豊かにしたい」という女性のために、会陰オナニーのやり方や注意点などを紹介していきます。
会陰部はそもそもどこにある?
会陰部(えいんぶ)とは、人の性器とお尻の穴の間に位置する部分のことを指し、「蟻の門渡り(ありのとわたり)」とも呼ばれます。
長さなどの多少の違いはありますが、男女ともに存在する部位で、女性の場合は大陰唇からアナルの間の部分を指します。
女性の会陰オナニーは気持ちいい?男性にはドライオーガズムがあるが……
会陰オナニーとは、名前のとおり上でご説明した会陰部を刺激するオナニーのことです。
人の性感帯と言えば胸や性器などが代表的ですが、実は男性にとっても女性にとっても、会陰部は性感帯になる可能性があります。
しかし、男女で性器周辺の作りが違うため、感じ方にも差が現れます。そこで会陰オナニーがどのように気持ちいいのか、性別ごとに分けて見てみましょう。
男性の場合:ドライオーガズムによる強い快感
会陰オナニーで特に強い快感を得られるのは、女性よりも男性だと言われています。
その理由は、会陰部を刺激することで、同時に前立腺も刺激されるためです。前立腺は、尿道を囲むように付いている器官で、精子の保護や栄養供給などの役割を持っています。
会陰オナニーによって前立腺が刺激されると、射精を伴わずにイクことがあります。男性器に触れないどころか射精すらもしないので、ノーハンド射精とも違う感覚です。
このようなオナニーをドライオナニーと呼びますが、このときのドライオーガズムは普通に射精するよりもずっと気持ちいいと言われています。
女性の場合:ドライオーガズムはないがじんわりとした快感
前立腺はあくまでも精子に関わる役割を持った器官ですから、女性の体にはありません。また、そもそも射精自体しないため、ドライオーガズムという概念も存在しません。
それでも、女性が会陰オナニーで感じることは可能です。
その理由は、会陰部の近くに女性器があり、神経が密集しているためです。会陰オナニーをすると、それらの神経にも刺激が届いて気持ちよくなれるという訳です。
男性のドライオーガズムと比べると「強烈な気持ちよさ」というほどではありませんが、体の中からじんわりと気持ちよくなるような感覚を楽しむことができます。
会陰部オナニーの正しいやり方
会陰部は、乳首・膣・クリトリスなどと違い、分かりやすい性感帯ではありません。そのため、何となく触るだけでは気持ちよくなるのは難しいかもしれません。
会陰部オーガズムを迎えるためには、しっかり手順を踏んで性感帯を敏感にさせていく必要があります。実際にやってみて「こんなところ触っても気持ちよくないよ」と諦めてしまわないように、気持ちいい会陰オナニーのやり方を予習しておきましょう。
やり方(1)他の性感帯で気持ちよくなる
初心者が会陰オナニーをするときにとても重要なことは、会陰部だけに固執しないということです。
初心者がいきなり会陰部を触っても、ほとんどの場合は気持ちよくなれません。まずは乳首・膣・クリトリスなどの感じやすい部分を触っていき、エッチな気分が盛り上がってきてから初めて会陰部に触れましょう。
また会陰部に触れ始めた後も、他の性感帯を一緒に触るように心がけましょう。単独で触ってもあまり気持ちよくなれなくても、乳首・膣・クリトリスなどの分かりやすい快感に引っ張られる形で会陰部も気持ちよくなる場合があります。
これを続けていれば、性感帯として徐々に開発されていき、やがて会陰部だけでオーガズムを迎えられることがあります。
やり方(2)会陰部に触れるときは優しい刺激から
会陰部に触れるときは、いきなり強く触ると痛いことがあるため、まず優しい刺激から始めます。
基本は指先が軽く触れるぐらいのフェザータッチ。直接触ると刺激が強い場合は、下着越しに触るのも良いでしょう。
最初はくすぐったく感じるかもしれませんが、このような「焦らし」を取り入れることで性感帯を効果的に昂ぶらせることができます。
やり方(3)いろいろな刺激を試してみる
心も体も昂ぶってきて「もっと強い刺激が欲しい」と思い始めたら、いよいよ会陰部を強めに触っていきます。
自分にとって気持ちいい触り方をするのが1番ですが、会陰部の触り方というのは意外とたくさんあります。
以下に触り方のヒントをまとめてあるので、自分にピッタリのやり方を見付けてみてください。
触り方(1)指先でくすぐる
フェザータッチの延長線上にある、ゾクゾクした刺激を楽しめます。強く引っかくと会陰部を傷付けてしまう恐れもありますので、爪が長い方は特に気を付けましょう。
触り方(2)指圧する
会陰部の奥にある神経が圧迫され、じんわりとした気持ちよさがあります。また会陰部をマッサージすることで、女性器周辺の血流が良くなり、便秘や頻尿などの改善効果があるとも言われています。
触り方(3)ラブグッズで刺激する
ローター等の振動するラブグッズを使って、会陰部表面を撫でたり、グッと押し込んで奥にある神経を刺激するのも効果的です。
会陰オナニーを楽しむための3つの注意点
会陰オナニーは正しく行わないと、気持ちよくなれなかったり、体を傷付けたりすることがあります。
安全に気持ちいいオナニーを楽しむためにも、必ず注意点を確認しておいてください。
注意点(1)会陰部への愛撫は根気よく
会陰部は乳首・膣・クリトリスなどと違って、直接的な性感帯ではありません。気持ちよくなるためには、根気よく開発を進めていく必要があります。
1回のオナニーで頑張って触っても、あまり効果はないかもしれません。日々のオナニーにて「会陰部も一緒に触る」というように、日常的に繰り返して開発していくのが良いでしょう。
注意点(2)清潔な状態でオナニーに臨む
お尻の穴に触れた指で女性器に触れてしまうと、菌が膣内に入って感染症を引き起こす恐れがあります。特に会陰オナニーでは、会陰部を愛撫している内にうっかりお尻の穴と女性器の双方に触れてしまいがちです。
普段のオナニーでも大切なことですが、特に会陰オナニーをするときは、体を清潔にしてから臨むよう心がけましょう。
注意点(3)ローションでケガ防止&気持ちよく
会陰部は皮膚が薄く柔らかい部位で、強く触り過ぎるとヒリヒリ痛くなってしまうことがあります。優しく触れば良いのですが、気分が昂ぶっているときにずっとソフトタッチを心がけるのも難しいです。
そこで、ぜひとも使っておきたいのがラブローションです。会陰部に塗ることで、摩擦を軽減することができます。また、ヌルヌルという新しい快感を楽しむこともできます。
ラブローションにはさまざまな種類がありますが、中でもおすすめは以下のアイテムです。
人間のようなリアルな刺激方法と音の静かさ、そして全部で250通りの刺激を楽しめるのが特徴です。
初心者さんから上級者さんまで楽しめます。
会陰オナニーにオススメなラブグッズ5選
会陰で感じるドライオーガズムは、男性だけでなく女性も充分楽しめる快感ですが、自分の手指ではいまいちイクまでには至らない、という場合はラブグッズを使うのもおすすめです。
下記のアイテムを参考に、ぜひ会陰オナニーで新しい快感を楽しんでみてくださいね。
お風呂で使えて衛生的!『プチドロップ』
会陰オナニーは根気強くじっくりと開発していくのがポイント。指だけでなくローターでも新たな刺激を与えるなら、「プチドロップ」がおすすめです。
ラブグッズやローター初心者でも会陰に刺激しやすい形になっています。さらに防水なので丸洗いすることができ、お風呂でも使えるので、いつでも清潔な状態を保ちやすいのもポイントです。
会陰で感じるポイントを逃さない『ピンクポイント』
通常のローターにはない、突起がついたタイプです。この突起が敏感な部分を刺激して、自分の感じやすいところを見つけるのに役立ちます。会陰への刺激は初めてという方も、突起を使って会陰のどの辺りが気持ちよく感じるか探しながら、感度を磨いてみましょう。
エッチな気分を高めてくれる『さくらの恋猫 KOROKORO』
会陰はクリトリスや膣などの粘膜部分とは異なるため、1度でイクことを狙わず。少しずつ感度を探っていくことが多い部位です。
イキやすい状態を作るにはムードも大切。エッチな気分を盛り上げてくれるのが、『さくらの恋猫 KOROKORO』です。動画やボイスと連動して、可愛い猫が動いてくれます。
自然由来の成分で作られた『LCハーバルローション』
敏感な部分だからこそ、会陰オナニーをするときには摩擦などによる炎症を防ぐことが大切。ローションを使えば、滑りが良くなり摩擦防止になるだけでなく、独特の感触が楽しめ一石二鳥です。
ラブコスメのローションは、植物原料を基にした肌に優しいタイプなので、会陰部をはじめとしたデリケートな部分にもお使いいただけます。
会陰オナニーのトラブルを防ぐ『フィンドム』
会陰などの性感帯を指で触る時に、ネイルの長さや角がデリケートゾーンを傷つけてしまうケースがあります。そんな時に使いたいのが『フィンドム』です。
『フィンドム』は指専用のコンドーム風のフィンガーグローブで、直に爪が触れません。また、清潔な状態で会陰に触れられる上に、ゼリー付きなので肌への負担も軽減できます。
会陰部オナニーのまとめ
じんわりとした気持ちよさが魅力の会陰部。胸や女性器ほど分かりやすい性感帯ではないため、人によっては盲点だったかもしれません。
しかし、性感帯を多く知っていれば知っているほど、オナニーはもちろんセックスも楽しくなるものです。会陰部は男性にクンニで攻めてもらう部位としても非常におすすめです。
性生活を豊かにするためにも、日々のオナニーで性感帯を磨いておいて損はありません。会陰部は人によって気持ちよくなるのに時間がかかる部位のため、くれぐれも焦らず、じっくりと開発を進めていきたいましょう。