顔射は男性の憧れ?精子ぶっかけのリスクと顔面射精を受け入れる際の注意点
パートナーの「顔射リクエスト」に対し、どう対応すべきかお悩みではありませんか?そのお悩みは、男性の顔射ぶっかけ願望を知ったうえで、受け入れる際に気を付けるべきことや目に入ったときなど体へのリスクを知っておくことで解決に近付きます。
手コキ、フェラ、挿入のフィニッシュとして顔に精液をかけられる訳ですから、彼がしたいと言ってきたときに落ち着いて対処できるように、この記事を読んで正しい知識を学びましょう。
その場の流れやムードに流されるままだと、あなた自身が嫌な思いをするかもしれませんよ。この記事をお読みいただくことで、顔射プレイのヒントを掴んで頂けますように…。
顔射(顔面射精)とはどのような意味?
男性が好むセックスのスタイルやこだわりは、女性には理解しがたいところもありますよね。その中の1つとして挙げられるのが顔射ではないでしょうか?
顔射とは
顔射(顔面射精、顔面シャワー)とは、男性が相手の顔面めがけて射精する行為のことを言います。手コキやフェラでイクときに女性自ら顔面で受け止める、よりエッチなプレイもあります。
どちらにしても、女性にとっては迷惑な行為、後始末が面倒でやりたくない行為という印象がありますが、やってみたいという気持ちが強いなら、意を決してトライしてみても良いかもしれません。
顔射の由来・起源
顔射はアブノーマルなプレイですが、多くの人が意味を知っている言葉でもあります。では、この言葉はいつから広まったのでしょうか?
由来・起源は外国のポルノビデオからという説もありますが、日本では1980年代からアダルト雑誌やアダルトビデオで顔に射精する行為が見られており、どちらが先なのかは定かではありません。
ただ、90年代から顔射をメインにしたアダルトビデオの作品が増えたことで、顔射というジャンルが確立され、言葉も定着したことは事実です。
「ぶっかけ」とも呼ばれる
1人の女性の顔に立て続けに複数の男性が射精する行為は、「ぶっかけ」とも呼ばれます。
日本で生まれたポルノのジャンルで、現在では「Bukkake」として世界に広まっています。顔の他に、胸やお腹に射精することも多いです。
顔射は男性の憧れ?
女性には理解できないかもしれませんが、男性にとって顔射やぶっかけは憧れの行為です。
ラブコスメが男性を対象に行なったアンケート「エッチで試してみたいけど、言えないプレイはありますか?」では、なんと88.5%が「ある」と回答しました。顔射は、試してみたいけど言えないプレイの代表格です。
アダルトビデオではよくあるシチュエーションですが、実際に顔射をやらせてもらえることはあまりなく、その欲望や憧れは強くなる一方というのも、1つの要因なのかもしれません。
顔射をしたがる男性の心理とは?
次は、顔射をしたがる男性の心理について、より詳しく解説していきます。
S気の強い男性が顔射を好む傾向にある
女性の顔に精液をかけるという行為は、サディズム(加虐性欲)の性的嗜好を持つ男性が好みます。
Sっ気の強い男性は、女性が苦しんでいる姿や嫌がっている姿を見ると、言葉では言い表すことができないほど興奮でき、自分の性的欲求が満たされます。
顔射はほとんどの女性が嫌がることなので、サディズムの強い男性にとっては最高のプレイになり、逆にM気質の男性は逆に顔射を嫌う傾向にあります。
M男性からは、Sな男性とは反対な考え方で、「大切な人を汚すのは嫌だ」「可哀想な気持ちになる」という意見が多くありました。世の男性陣が全て顔射好きという訳ではないことも覚えておきましょう。
征服欲を感じるから
男性には女性を自分の思い通りにコントロールして服従させたいという征服欲があります。ただ、彼女であっても簡単にはコントロールできないので、征服欲を満たすのは難しいことです。
暴言や暴力(DV)という手段もありますが、人として絶対にやってはいけないことなので実際に行動に移す人はほぼいません。そこで、征服欲を満たすために使われるのが顔射です。
女性の顔に向かって射精をして精液で汚せば、立場が上になったような気分になりますし、征服できたことに喜びを感じることができますからね。
彼女の可愛い顔をザーメンで汚したいという願望
可愛い顔や美人の顔に、濃厚な精液がべったり付いて汚れているところを見ると、興奮する男性は多いです。アダルトビデオで顔射やぶっかけというジャンルが人気を集めているように、男性にとってはたまらない光景です。
そんな夢のようなプレイを、自分の彼女に一度でも良いからやってみたいと思うのでしょう。「顔を汚して何が楽しいの?」、「興奮する意味が分からない!」と、女性としては理解が難しい男性心理ですよね。
所有感を感じるから
女性の顔を精液で汚すと、自分のものになったという自信を持つことができるようです。顔に向かって射精する訳ですから、そう思うのも頷けます。
顔射を受け入れてくれたなら、他のこと全ても受け入れてくれるような気もしますし、もう俺のものだ!という所有感が確固たるものとなります。
独占欲や支配欲も満たせますから、彼女を所有物にして思い通りに動かしたい男性は、顔射をしたがる傾向にあります。
顔射されるときのポイント・注意点
彼が顔射好きなタイプだと判断したなら、勇気を出して「顔に出してもいいよ?」と伝えるのも良いかもしれませんね。あなたから切り出してあげると、彼はきっと心から喜んでくれるはずです。
ただし、彼に顔射させるときは、なるべく目や鼻に入らない場所に出してもらうことを条件にして下さい。そして、顔にかかった精液は、なるべく早く処理することが大切。長く放置すると、皮膚の表面がカピカピに乾燥してしまいます。
その他にも、重要な注意点があるので1つずつ見ていきましょう。
顔射のリスク(1)髪や顔が汚れる
顔に射精されることで、顔が汚れるデメリットがあります。いくら愛するパートナーであっても、精液で顔が汚れるのは女心としてはちょっぴり切ないですよね。
また、必ずしも顔面だけに命中するとは限りません。勢い余って髪の毛まで飛ぶことも。
エッチ後は、軽くシャワーを浴びるだけで床に就くつもりが、シャンプーまでするとなると、眠いのに面倒と感じる女性もいるでしょう。ロングヘアーの女性は、乾かすにも時間がかかる訳ですから。
顔射のリスク(2)精子が目に入ると危険
精液が目に入ると、染みて痛いだけではなく、目が炎症を起こすこともあります。最悪の場合、失明をするリスクもある危険な行為です。
眼科のお医者さんに「顔射で精液が目に入りました」と言うのは、かなり恥ずかしいですよね。射精の瞬間を見たい好奇心があったとしても、そこはグッと堪えましょう。好奇心よりも安全第一です。
顔射されるときは、必ず目をしっかり閉じてください。発射後も、いきなり目を開けると、おでこに飛び散った精液が目に流れ落ちることも起こりえます。顔射リクエストを受け入れた分、プレイ後はパートナーに甘えて、ティッシュで拭ってもらいましょう。
顔射のリスク(3)メイクをし直す必要がある
精液が顔に付くと、せっかく施したお化粧が崩れてしまい、メイクをし直す必要があります。精液には粘り気があり、コットンで拭いたぐらいでは取れないので、顔も洗いたくなることを頭に入れておきましょう。
ラブタイム後にメイクを落として寝るだけなら、特に気にする必要はないでしょう。
ちなみにラブコスメで221名の女性を対象に行った「メイク中の顔を、彼に見せられますか?」というアンケートでは、160名の女性が「見せられる」と答えています。
賢者モードになっている彼の前でメイクを直す自分の姿を想像した上で、受け入れるかを考えて下さいね。
顔射をする男性に気をつけてもらうこと
先程解説したように、顔射にはさまざまなリスクがあるので、男性側が気をつけるべきこともあります。彼が何にも考えていなさそうなときは、あなたの方から注意点を伝えておきましょう。
注意点(1)しっかりと狙いを定めてもらう
精液が髪に付いたり目に入ったりすると大変なことになるので、彼にはしっかりと狙いを定めてもらってください。
おすすめなのは頬ですが、口に精子が付くことに抵抗がないなら、口周りにしてもらうのもありです。射精する前にあらかじめペニスの角度を決めてもらい、狙った部位以外にかからないようにしておきましょう。
飛び散らないように、できる限り顔に近づけてもらうのもポイント!手コキまたはフェラのフィニッシュを顔で受け止める場合は、ペニスを顔に付ける感覚でするのがおすすめです。
注意点(2)事前に同意を得る
顔射されるのが好きな女性もいますが、ほとんどの女性は嫌なはず。「教えてLC!」にも彼には言えないけど嫌だという意見が寄せられています。
このように、彼氏になかなか言えなくて悩んでいる女性は多いです。大好きな人から頼まれると断りにくいですしね。
そこで、上手に断るために「イク瞬間はあなたと繋がっていたい」というキラーワードを使って下さい。
顔射はイク直前に男性器を膣から抜くことになります。と言うことは、女性側の膣が「お留守」の状態になるわけです。そう考えると、なんだか寂しいですよね。お互い1つになったままフィニッシュを迎えたい女心を可愛く伝えましょう。
同意していないのにも関わらず性癖や欲望を満たすために無理強いしてくるときは、彼とのお付き合いについて考え直すべきです。あなたが嫌がっているのに自分の都合を押し付けてくる彼とお付き合いを続けても、幸せにはなれませんからね。
まとめ:顔射は男のあこがれ!でもされる際には要注意
女性が思っている以上に、男性は顔射に憧れを持っているので、興味があるなら一度ぐらいはチャレンジしてもいいかもしれません。
ただ、記事中で解説したように髪に付くと取るのが大変ですし、目に入ると失明のリスクもあります。そして何よりも、精液をかけられたことがショックで落ち込むケースもあります。
自分でドMだと自覚がある、アブノーマルプレイに興味があるなど、自ら「されてみたい!」と思えるなら、注意点を守った上でラブタイム中に取り入れてみましょう。
でも、そうではなくて、いくら大好きな彼がしたいことであっても嫌悪感しか無いなら、はっきり断りましょう。嫌々ながらも受け入れたは良いけど、後々後悔したり、顔射を楽しんでいる彼を見て生理的に気持ち悪いと感じたりすることもありますからね。
このように、人それぞれ顔射に対する考え方は大きく違うので、最終的にはあなたの判断次第ですが、最後に筆者から、顔射プレイへの意欲が湧くエピソードをご紹介しますね。
パートナーとの間に顔射体験があると、お外でデート中のふとした瞬間!男性側にはなんとも言えないゾクゾク感が生じるんですって。お化粧が施された恋人の顔を見て、「この綺麗な顔に、自分の精液を浴びせたことがあるんだ!」という実感が、男性にとってはたまらないようです。ご参考までに。