言葉責めをしてみたい女性に!シチュエーション別のやり方やセリフを解説
言葉責めとは、相手をセリフで楽しませる王道のセックステクニックの1つ。日常のセックスでささやくような簡単なものから、SMプレイで使われるハードなものまで、そのレベルも多岐にわたります。
そんな言葉責めの魅力は、特別な道具やセットを使わずすぐにでも実践できる手軽さと、パートナーといつもとは違った興奮が味わえる非日常感。相手をしっかり観察することで行えるテクニックでもあるため、マンネリ化したセックスへの打開策としても効果的です。
しかし、「言葉責めをしたいけど、やり方がわからない…」「間違って相手を傷つけてしまったら怖い…」という女性もいるかもしれません。そんな女性のために、言葉責めのやり方や注意点を詳しく解説します。
言葉責め(言葉攻め)プレイとは?
「言葉責め(言葉責めプレイ)」とは、セックス中にわざと意地悪な言葉をかけて、相手をより性的に興奮させるプレイのこと。物理的に体を責めるようなものではなく、精神的に相手を責めるテクニックであり、AV作品をはじめさまざまなコンテンツに幅広く取り入れられています。
また、攻め手・受け手に性別は関係ないので、女性が言葉責めすることもあれば、言葉責めされることもあります。
【女性から男性へ】言葉責めのやり方の具体例
言葉責めを彼にしてみたい女性に向けて、シチュエーション別での言葉責めのやり方やセリフについて解説していきます。
セックスの大まかな流れは、スキンシップ・全身への愛撫・ペニスへの愛撫(手コキ・フェラチオ)・挿入であることが多いです。そして、言葉責めはこれら全ての段階で使える万能なテクニックとなっています。それぞれのシーンでの、【女性から男性へ】言葉責めのやり方の具体例を確認しましょう。
やり方(1)服の上からボディタッチしながらの言葉責め
ボディタッチの時に大切なのは、「今日、言葉責めするよ」というのを彼に気付いてもらうことです。この掴みを逃してしまうと「何かいつもと違うな」くらいの認識になってしまい、上手く盛り上がらない場合もあります。
以下のようなセリフを参考に、ボディタッチの段階から積極的に言葉責めを仕掛けましょう。なお、彼が乗り気でなければ、ここで言葉責めを中断するのもアリです。
- 「もう興奮してるの?」
- 「ドキドキしてるの、わかるよ」
- 「〇〇君のこと気持ちよくしちゃおうかな」
- 「今日は私より早くイっちゃダメだよ」
- 「〇〇君の可愛い喘ぎ声が聞きたいな」
やり方(2)彼を愛撫しながらの言葉責め
彼の愛撫をしている時に大切なのは、性的刺激による身体的な変化を見逃さないことです。例えば、興奮すれば呼吸が早くなりますし、男性の場合は乳首やペニスなどが勃起します。このような変化を見逃さずに彼に声掛けしましょう。
また、彼が興奮しているなら長引かせたり、そうでなければ短くしたりするなど、ペース配分のコントロールも意識すると良いでしょう。
- 「乳首、硬くなってきてるよ」
- 「まだまだこれからだからね」
- 「ここ触られるだけで体がビクビクするね」
- 「触ってないのにおちんちん、大きくなってる」
- 「我慢しなくて良いからね」
やり方(3)彼のペニスを触りながらの言葉責め
彼のペニスを触り始めたら、基本的にはペニスに関する変化を中心に言葉責めしましょう。男性はペニスが大きくなっているかどうか自覚していますので、その変化を伝えることでより興奮させることができます。
また、手コキだけでなく、フェラチオをしている時にも言葉責めするのがポイント。フェラ中に手コキを組み合わせることで、言葉責めするだけの余裕が作れます。
- 「いつもより大きくなってるよ」
- 「先っちょ濡れてるね」
- 「おちんちん、脈打ってるよ」
- 「中に入れたくなっちゃった?」
- 「エッチなニオイがしてきちゃったね」
やり方(4)挿入しながらの言葉責め
挿入後は改めて全身の変化を伝えたり、射精(オーガズム)に向けたセリフを言ったりしましょう。
体位には、正常位・バックのような男性主体の体位と、騎乗位や座位のような女性主体の体位があります。このうち言葉責めしやすいのは、彼のことをリードしやすい「女性主体の体位」です。正常位やバックでもですが、貪欲でエッチな印象になるので、適度に行うと良いでしょう。
- 「もう我慢できなくなってきたの?」
- 「いっぱい出して!」
- 「声出して良いんだよ」
- 「良いって言うまでイっちゃダメだよ」
- 「私のこともイかせてみて」
言葉責めプレイでのテクニックと効果
言葉責めプレイは、単にセリフを言うよりも、言い方・伝え方などのポイントを意識して伝えるほうがより興奮させられます。いずれも簡単なテクニックですので、少しずつ取り入れてみましょう。
テクニック(1)「気持ちいいんだね」と伝えて暗示にかける
言葉責めの時には、積極的に「感じてるんだね」「気持ちいいんだね」などと伝えるのがおすすめです。このように言うことで、彼はいわゆる催眠にかかったような状態になり「今、自分は気持ち良くなっている」と自覚し始めます。
また、セルフ暗示のような効果もあるため、あなたも気持ちよくなってきます。それによりお互いに敏感になったり、精神的に興奮できたりします。
テクニック(2)止めることで逆に興奮させる
単に「気持ちいいんだね」などと実況するだけでなく、ときどき「まだイッちゃダメだよ」「声我慢してね」など、小悪魔っぽく相手の行動を制限するのもおすすめです。
これはカリギュラ効果と呼ばれるもので、他人に禁止されることでより欲求や衝動が大きくなることが期待できます。特に手コキや挿入などで彼がイキそうな時に、寸止めと合わせて使うと効果絶大です。
テクニック(3)気になることを問いかけて興奮させる
言葉責めの時には、彼に状況や結果を妄想させるのもおすすめです。例えば「〇〇君のオチンチンどうなってるか気になる?」「シコシコされたくなっちゃった?」などを伝えると相手は興奮しやすくなります。
これは、やりかけのことが気になってしまうというツァイガルニク効果を応用したテクニックで、質問した内容の先のことを自分で考えさせて興奮させるというものです。
テクニック(4)恥ずかしくなることを伝えて興奮させる
言葉責めでは、できる限り相手の羞恥心を煽るようにするのがポイントです。例えば「オチンチンからいやらしい汁が出てるよ」「女の子みたいに可愛いね」などのセリフです。特に、彼がM気質だと、この言葉責めは効果的となります。
勃起や我慢汁など、彼の意思ではどうしようもないことを中心に、「こんなになって可愛い…」とS女っぽく伝えるようにしましょう。
テクニック(5)褒める言葉も混ぜて興奮させる
言葉責めという名前ではありますが、常に責め続けていると、彼も慣れたり飽きたりしてしまいます。そのような時には「ガマンできて偉いね」「大きくて気持ちいい」など、彼のことを褒めるのもおすすめです。
これはコントラスト効果の応用で、責め言葉と誉め言葉の2つを合わせることでより興奮させるテクニックです。時々手を休めながら、褒めてあげると効果的です。
テクニック(6)耳元での言葉責めで興奮させる
言葉責めのテクニックの1つとして、耳元で伝えるというのも覚えておくと良いでしょう。耳元で囁くようにすることで、より彼のことをゾクゾクと興奮させることができます。
特に、彼の乳首やペニスなどを刺激しながら耳元で言葉責めすることで、同時責め・複数責めが成立します。耳が性感帯という男性もいますので、ぜひ言葉責めの最中に取り入れてみましょう。
【男女別】言葉責めに興奮する心理とは?
男女ともに言葉責めが好きという人は多いですが、細かく分けると「言葉責めするのが好き」という人と「言葉責めされるのが好き」という人がいます。そこで、「女性から男性に言葉責めするパターン」と「男性から女性に言葉責めするパターン」に分けて、言葉責めが好きな理由を確認します。
(1)女性が男性に言葉責めするパターン
まずは、女性が男性に対して言葉責めするパターンについて確認しておきましょう。
言葉責めしたい女性の心理
言葉責めしたいという女性の主な心理には、以下のようなものがあります。
- 単純に言葉責めに興味がある
- 彼をもっと興奮させたい・可愛がりたい
- 新しいことに挑戦してみたい
女性の場合は、単純な興味やマンネリ感の打破など自分が楽しみたいという人もいますが、彼を興奮させたいという思いから言葉責めをしている人も多いようです。また、S気質の女性の場合は、「彼のことをもっと可愛がりたい」という思いが強いようです。
支配心や独占欲のような心理的要因は少なく、どちらかと言うと「愛情表現」のために行っている人のほうが多くいます。
言葉責めされたい男性の心理
言葉責めをされたい男性は、少なくありません。その心理には以下のものがあります。
- 女性にいじめられたい
- 女性に可愛がってほしい
- 言葉責めを頑張る彼女が好き
- 普段見れない姿が見れて嬉しい
言葉責めされたい男性の多くはM気質で、女性に虐げられたいと考えているタイプです。しかし、中には「言葉責めしている彼女が可愛い」など、あえて言葉責めさせるS気質なタイプも隠れているようです。
他にも、彼女がいつもと違った雰囲気になり、新鮮な感じが好きという男性もいます。ただし、言葉責めされたいと考えているのは、おおむねM気質の男性です。
男性が女性に言葉責めするパターン
ラブコスメが女性を対象に行った「言葉責めは好きですか?」というアンケート調査では、約83%の女性が「好き」と解答しています。それでは、なぜ女性は言葉責めが好きなのでしょうか。その理由と言葉責めしたい男性の心理について確認してみましょう。
言葉責めされたい女性の心理
男性から言葉責めされたいという女性の主な心理には、以下のようなものがあります。
- もっと興奮したい
- 焦らされるのが好き
- 恥ずかしくて濡れちゃう
- 言葉責めからのヨシヨシが好き
言葉責めが好きという女性の多くはM気質であることが多く、男性に支配されることで快感を得ているようです。また、女性が言葉責めを好む理由に、言葉責めによってパートナーからの愛情をより強く感じられるためという意見も多くありました。
ノーマルの女性でも、言葉責めを通してセックスを盛り上げようとしてくれる彼の優しさが好きという人も多くいるようです。
言葉責めしたい男性の心理
女性を言葉責めしたいと思う男性の心理は、以下の通りです。
- もっと感じてほしい
- 自分の言葉で相手を興奮させたい
- AVを見て言葉責めがしたくなった
- 恥ずかしそうにしている姿が好き
- いつもと違う感じになるのが見たい
男性の場合も単なる興味のケースもありますが、多くは「その場を盛り上げたい」「もっと気持ちよくなって欲しい」などの気持ちから、言葉責めを行っているようです。パートナーから言葉責めを受けた際には、このような男性側の気持ちに寄り添って愛情表現として受け取ってあげると、より良いプレイが楽しめそうです。
言葉責めをする際の注意点
言葉責めは道具も必要ないですし、場所や時間帯なども選ばないため、誰でも簡単に行えるセックステクニックと言えます。しかし、言葉責めをする際には、事前にルールやマナーを知っておく必要があります。以下に紹介している注意点については、しっかりと守るようにしましょう。
注意点(1)言葉責めと暴言・悪口は違う
言葉責めでは、相手を傷つけてしまう暴言や、相手の気持ちを萎えさせる悪口などは絶対にNGです。具体的には、「太っててだらしない」「小さなオチンチン」などは、相手のコンプレックスを指摘しているだけの暴言・悪口なので禁止。
ここを混同してしまうと、雰囲気が台無しになってしまうどころか、相手との関係性にもヒビが入ることになりかねませんので、くれぐれも注意しましょう。
注意点(2)関係性や性格によって言葉責めの内容を変える
言葉責めをする時は、彼の性格や性癖などを考慮して行うほうが良いです。例えば、SMプレイに慣れたM気質の強い男性なら「だらしないわね」「貧相なオチンチンね」などでも喜ぶ人もいますが、ノーマルな男性の場合は傷つく可能性が高いです。
彼の性格や性癖などによりどこまでできるかの線引きは変わるため、少しずつハードにしていき見極めていくと良いでしょう。
注意点(3)一般的なプレイとSM行為としての言葉責めの違い
言葉責めには、「一般的なプレイ」と「SMプレイ」の2つがあります。これは、相手を傷つけることを目的としているかが大きく異なります。特にSMプレイの場合は両者の合意は当然ありますが、罵倒・命令・侮辱などで相手を精神的に傷つけるプレイとなっています。また、言い方がキツかったり、態度や目つきが冷たかったりするのも、SMプレイの特徴と言えます。
言葉責めのまとめ
言葉責めは、一見難易度が高そうに見えますが、「どのタイミングで何を言えば良いのか」を覚えれば比較的簡単に取り入れることが可能です。また、相手を傷つけないか不安な場合には「今日言葉責めを試しても良い?」など、最初に彼から了承をとっておくと安心して楽しめます。
なお、言葉責めを行うときには、責める側でも責められる側でも相手を気遣うことが何よりも重要です。言葉責めは、相手に対するしっかりとした思いやりさえあれば、誰でも気軽に取り入れられるプレイ。愛情表現や新しい刺激として、ぜひチャレンジしてみてください。