セックス中に中折れする原因は?対策や防止する方法について解説

中折れについてスマホで調べている女性

目次
セックス中の中折れは、盛り上がっていたムードが一気に落ち着いてしまう原因になります。勃起していたはずのペニスが急に中折れしてしまうと、要因を考えて男女ともに焦ってしまうことが多いものです。

しかしその背景は、身体的な不調から精神的なものまでさまざま。男性にも原因が分からないことも多く、改善するためには中折れの原因をしっかりと突き止めて、対策することが大切です。

ここではまず、中折れしているときの体の状態について解説。勃起できない理由についても、詳しく見ていきます。さらにパートナーが中折れしてしまった際の対処法や、すぐにでも実践できる防止策についても触れていますので、パートナーの中折れにお悩みの女性はぜひ参考にしてみてください。

そもそも中折れの意味とは?

セックスが中断してしまう原因としてしばしば挙げられる、「中折れ」。さっきまで盛り上がっていたはずなのに「パートナーが急に元気をなくしてしまった…」、「ペニスが萎えて抜けてしまい、エッチできなくなってしまった…」という経験のある女性も多いのではないでしょうか。

せっかくのラブタイムで中折れが起きてしまうと、男女ともにショックは大きいもの。しかしこの中折れは思いがけない要因で起こってしまうことも多い症状です。まずは中折れがどんなものであるか、詳しく知っておきましょう。

中折れとは?

「中折れ」とは、「途中でダメになってしまう」という意味。セックス用語としては、「それまで勃起していたペニスが、挿入中に元気をなくして萎えてしまうこと」を指します。萎える意味は「気力が抜けてぐったりする」というものですので、膣の中で硬くなっていたはずのものが萎えて曲がってしまう状態から連想され名付けられた言葉のようです。

また、萎えてしまったあとにフェラチオや愛撫などの刺激で復活したとしても、もう一度コンドームを付ける際や挿入しようとした際に萎えてしまった場合も中折れとなります。

中折れが起きるときの状況

そもそも、勃起状態になるまでのメカニズムは意外にも複雑。一見男性の興奮状態で起こるシンプルな生理現象のようにも思えますが、ペニスが勃起し正常な硬さと大きさをキープするためには以下の3つの過程を踏む必要があります

  1. 男性が性的刺激を感じて性的興奮を脳内で起こす
  2. その性的興奮が神経を通じてペニスに伝わる
  3. 血管が拡張し、血液が流れ込むことでペニスが膨張する(勃起)

勃起状態が持続できない中折れは、このいずれかが出来なくなってしまっている状態。つまり男性が性的刺激を性的興奮として受け取れず、血管が広がることも血液が集まることもできなくなっている状態です。

その理由には身体的なものから精神的なものまで多岐にわたるため、一概にこれという1つに絞ることはできません。いずれにしても、男性の心身の状態がいつもよりも少し異なった状況にあるために起こるのが、中折れと呼ばれる症状です。

中折れとED(勃起不全)の違い

男性の勃起障害というと「ED(勃起不全)」を思い浮かべる女性も少なくないでしょう。完全に勃起がままならない状態というイメージの強いEDですが、実は中折れ自体もこのEDに含まれる症状の1つ。勃起におけるさまざまな症状全般がEDとなります。

本来「ED(勃起不全)」とは英語で「勃起機能の低下」を意味し、日本語では「勃起障害」もしくは「勃起不全」と訳されます。このことから完全に勃起ができない状態と思われがちですが、詳しくは

  • 完全な勃起状態にならない
  • 勃起するまでに時間がかかる
  • 勃起状態が維持できない
  • 勃起時の硬さが不十分

といった幅広い症状を指す言葉です。「満足のいくセックスをするために必要な勃起能力が得られない」と考えるとわかりやすいかもしれません。

中折れはこのEDの初期症状に位置しており、EDの中でも悩む人の多いメジャーなタイプ。ED治療の対象でもあるため、治療方法や対策も他のEDと同じものが選択されます。

セックス中の中折れはどんな状況になるの?

では、実際にセックスタイムでパートナーが中折れしてしまったという経験をもつ女性はどれくらいいるのでしょうか。

ラブコスメでは女性を対象に行った「セックス中、パートナーが「中折れ」してしまったことはありますか?」というアンケートでは、約60%もの女性が「ある」と答えています。ラブタイム中の中折れ経験がある女性は意外と少なくないようです。

アンケートキャプチャ出典:ラブコスメ

さらに「中折れの頻度はどれくらいですか?どんな時に中折れしてしまいますか?」という質問では、飲酒や年齢、初めてのセックスなどさまざまな回答があり、中折れの原因は人によって異なってくることがよくわかります。

初めてだった時、彼が緊張してしまった。

相手とのセックス経験がまだ少ないことによる緊張も、中折れに多い原因の1つ。特にようやく結ばれる初セックスの場合には、「上手くやらなくては」「相手に失望されたくない」という焦りから中折れを起こしてしまう男性も多いようです。

飲み過ぎたときはほぼ中折れします

実はセックス前の飲酒量も、勃起能力に大きく関係しています。過剰なアルコール摂取は一時的な身体能力の低下を招くため、一度勃起したとしても維持が難しくなる原因に。人によっては緊張を和らげたり、雰囲気を高めたりするために飲酒する場合もありますが、飲酒と中折れは表裏一体の関係と考えた方が賢明です。

5日連続でHした時。さすがにお疲れだったのか、ふにゃってしてしまって…。

勃起は正常な生理現象ではあるものの、健康な体だからこそ起こりえる状態になります。そのため単純な体の疲労も、中折れを招いてしまう原因。特にセックスは男性の負担が大きいため、ペース配分はパートナーの体力を見て決めるようにしましょう。

彼のイク顔が見たくてじーっと彼を見てると、集中出来なくなったらしくイク直前で中折れしてました笑。

イク瞬間は、男女ともに理性が飛びやすく興奮もピークに達している状態。そこでもし気になるようなことがあれば、一気に頭が冷めやすくもなります。

回答のように、男性によってはイク瞬間の顔を見られるのは恥ずかしいと思う人も。せっかくの絶頂を邪魔しないためにも、セックス前にはイクときに顔を見つめてもいいか聞いておくのもおすすめです。

毎回…彼は重度の糖尿病なので…。でも、めっちゃ愛してくれます。

実は、糖尿病はEDを引き起こしやすく、その発症率は通常の人の2~3倍にものぼります。血糖値の高い状態がキープされる糖尿病では、性的興奮が脳に伝わるための神経に障害が起こったり、ペニスへの血流が悪くなったりする可能性が大。血糖コントロールが正常であることも、中折れを防ぐための条件の1つといえます。

年齢(50歳)のせいか、最近は度々です。特にどんな時…という事も無くですね。

一般的に中折れを含めたED症状が出やすいのは、40代からといわれています。年齢を重ねていくと男性ホルモンが低下。その影響でペニスの感度も下がっていき、硬さや大きさをキープするのが困難になってしまいます。一度勃起してはすぐに萎えてしまう、という中折れの症状は、加齢とともに起こりやすいEDの代表的な症状です。

勃起からの中折れ、その原因と対策方法

体の疲れや精神状態、さまざまな要因が重なって起こる中折れは、男性自身でコントロールできるものではありません。しかし、原因をあらかじめ知っておけば、回避するための方法も実践することができます

EDでありがちな原因から意外と知られていない要因まで、中折れを起こす理由について詳しく見ていきましょう。

極度の緊張状態

10~20代の若い男性に多く見られるのが、極度の緊張状態による中折れ。これにはセックス経験の浅さやセックスへの自信のなさはもちろん、女性からどう思われるかという不安も関係しています。

相手よりも経験がない場合も、男性が緊張状態に襲われやすいシチュエーション。女性にペニスの大きさや硬さ、前戯やセックスの上手さを過去の男性と比べられたりしないかという不安が芽生え、性的刺激に集中できなくなってしまいます。

さらに女性を気遣うあまり中折れしてしまうというのも、緊張状態で起こりがちな原因です。セックスにあまり自信がない男性は、自分の動きに対して女性が本当に気持ちよくなっているのかどうか心配になってしまうことが多々あります。「相手を気持ちよくしよう」「喜んでもらおう」と考え過ぎてしまい、心の緊張が体への萎縮として現れてしまうのがこのタイプです。

お酒の飲み過ぎ

お酒を飲み過ぎてしまい上手く勃起しなくなった、というのも中折れにありがちなパターン。アルコールには「理性」をコントロールするための大脳の働きを鈍くさせる効果があり、

  • 心身ともにリラックスさせる
  • 眠気を誘う
  • 意識がもうろうとする
  • ストレスを緩和する

といった状態を起こします。さらに理性とは反対の「本能」をコントロールする大脳の働きを活発にするため、楽しくなったり食欲が湧いてきたり、性欲が刺激されたりといった効果が起こるのも飲酒ならではの特徴です。

しかし、このアルコール摂取が限度を超えてしまうと、性的興奮を受け取るための中枢神経や勃起するための勃起中枢が抑制されてしまうリスクがあります。満足のいくセックスにリラックスは欠かせないものではありますが、眠気を伴うほどのリラックス効果は中折れを起こす大きな要因に。

また、日頃からの慢性的な過剰飲酒も要注意です。アルコールの大量摂取は、正常な人でも一時的に中折れしてしまう原因となりますが、その行為が長期にわたると

  • 精巣の萎縮
  • 男性ホルモン分泌の低下

にも、繋がっていきます。アルコールの許容範囲を把握して、上手に付き合うことが大切です。

エッチやオナニーのやり過ぎ

セックスへの不慣れや経験不足だけでなく、エッチやオナニーをし過ぎて中折れを起こしてしまうケースもあります。エッチのし過ぎで起こる中折れは単純な肉体疲労が原因となりますが、問題はオナニーのし過ぎによる中折れです。

オナニーでは射精まで達するのにセックスでは中折れしてしまう場合は、オナニーのやり方を見直さなくてはなりません。なぜなら、セックスでは無理でもオナニーで射精できるのであれば、身体機能に異常がある訳ではないからです。

よくあるケースは、オナニーでの性的刺激がセックスでの刺激を上回ってしまっているパターンです。自分で好みの強さにコントロールできるオナニーでは、ついつい刺激を大きくしてしまいがち。その結果、いざセックスとなると思うような刺激が得られず、射精する前に性的興奮がおさまってしまいます。特に、

  • 強い力でペニスを圧迫している
  • 床に押し付けてオナニーをしている
  • セックスでは実現できない動きと強さが可能なラブグッズを使っている

といった方法でオナニーを行っている場合には「強い刺激=性的興奮」として受け取る構造ができあがってしまい、過剰な刺激なしではイケない体になってしまうことも。強い刺激だけではなく色んな刺激を試してみることが中折れ解決の近道となります。

集中力が切れた(マンネリ化)

集中力が続かないマンネリ化は、長く付き合っているカップルや夫婦に起こりやすい現象です。相手とのセックスに慣れて性的に興奮し辛くなってしまったり、セックスでの流れがワンパターンになって体が刺激に慣れてしまったりするために中折れが生じます。

体は、外部からの刺激が続くと、時間をかけて順応していく仕組みになっています。いつも同じ相手といつも同じ流れで行われるセックスもこれと同じ。初めは気持ちよかったはずの愛撫や刺激が、マンネリ化してしまうケースです。

体調不良や病気

勃起は、正常な体だからこそ起こる生理現象。反対にいえば、体調不良で調子のよくない状態や病気にかかっている状態では起こりにくいものとなります。

相手の声や表情、香りなど五感で感じた刺激を頭で性的興奮として受け取るためには、そこまでに通る神経や伝達物質が正常であることが肝心です。さらに、興奮したあとにも、血管を広げたり血液を十分に巡らせたりするためには、血液内の物質がすべて基準値である上に血液が健康に流れている必要があります。

体調不良による中折れは、意外にも30代など働き盛りの男性に多く、連日の仕事疲れが解消しきれていない場合に起こりえます。健康体であるはずの男性が起こす中折れは、ある意味、体が万全であるかどうかの1つの基準といえるでしょう。

薬の副作用

服用している薬の副作用も、中折れで注意するべき要因の1つ。特に、体中をめぐる血液は、どんな症状の場合でも、改善の必要が見直されるポイント。血管が広がり血液が集まることによって起こる勃起に、大きな影響が出ると考えられます。

勃起するまでに起こる体のメカニズムは意外と複雑なため、薬自体がどこでどのように作用していくかはさまざま。意図せず中折れが起こってしまったときには、服用している薬の副作用を確認してみるのもおすすめです。

年齢的な問題

年を重ねることも中折れしやすい大きな原因の1つ。男性ホルモンの分泌低下は20代から始まり、40代頃からその影響が出始めるといわれています。

体の機能も徐々に衰えていくため、性的に興奮しにくくなったり勃起までに時間がかかってしまったりする点も、加齢における代表的な症状。この場合は特に重大なリスクがひそんでいる訳ではありませんが、体の変化による中折れになるため、克服するにはED医療など積極的な対策が必要となります。

極度のストレスや疲労

極度の緊張状態は中折れを招く原因ですが、極度のストレスや疲労も同じく中折れを招きやすい要因です。リラックスの対極にあたるストレスは、そもそも快適なセックスにおける大敵。体も強張ってしまい、体液も上手く分泌できない状態が続きます。

さらに極度の疲労状態は、正常な身体機能すらままならなくなる可能性も。頑張って勃起したとしても、挿入からフィニッシュまでの時間でキープすることができないため、何度も中折れに陥ってしまいます。

過去のトラウマ

中には、過去に女性からペニスサイズやセックスの上手さをからかわれ、トラウマになってしまっている男性もいます。たとえそのときと違う相手とセックスしていたとしても、ちょっとしたきっかけで言葉や記憶を思い出してしまうと、中折れが起こる原因に。

女性よりもセックス中にリードする場面の多い男性は、セックスにおける自信を持ち続けておくことが、勃起をキープする基本条件。そこで自信をなくさせるようなトラウマを負ってしまうと、たとえセックスの最中でも不安がつのり、興奮しきれなくなってしまうようです。

セックス中の中折れの対応策

盛り上がっている挿入の最中にパートナーが中折れしてしまったときには、パートナーが自信を失ってしまわないよう、女性からアプローチしてあげることが大切です。

思いがけない中折れは、女性が思っている以上に男性にとってショッキングな出来事。トラウマにならないよう雰囲気を変えたり、男性と攻守交替したりしながら、その状況を楽しむ方向に転換していきましょう。

ここでは、中折れしてしまった場合の対策方法について解説していきます。パートナーとまた濃厚なラブタイムを過ごすためにも、ぜひ参考にしてみてください。

飲み過ぎた後でのセックスは中折れ注意

2人で飲酒したあとのセックスでは、男性がいつもよりも飲み過ぎていないか見極めることが肝心です。呂律が回っていなかったり、歩くとフラついてしまったりする場合は飲み過ぎている可能性があります。

そんな傾向があるなかでセックスに及ぶと、大量に摂取したアルコールの影響で中折れが起こってしまうかもしれません。もし中折れが起こってしまったら、まずは体を正常に戻すことが先決。激しい運動はせず、水分をしっかり摂らせて回復に努めましょう。

彼をリラックスさせプレッシャーを与えない

パートナーが極度の緊張やプレッシャーに陥っている場合には、「気持ちいい」「上手い」といった言葉を積極的に掛けてあげることがおすすめです。女性からポジティブな言葉を貰えることは男性にとって自信に繋がります。

また「大好き」「愛している」などの言葉は相手への信頼を伝えられる手段となりますので、こちらも率先して伝えてあげるようにしましょう。

フェラや愛撫で復活させる

挿入ができないのであれば、別の刺激を与えてみるのも一つの手段。挿入後は男性の疲労が溜まっている状態でもありますので、今度は女性が攻め側としてフェラチオや愛撫を行ってみましょう。このとき必ずしも激しい刺激を繰り出す必要はありません。普段パートナーが好むような刺激を、指や舌で優しく丁寧に実践してみてください。

イチャイチャモードに切り替える

セックスは挿入だけではありません。体を触り合ったり、キスを味わったりするのも、パートナーとのラブタイムにおける大切な要素。

もし途中で中折れしてしまった際には、一度前戯のようなイチャイチャモードに切り替えて楽しんでみるのもおすすめです。このときには、なるべく女性から切り替えてあげることが大切。「気にしていないよ」という意思表示にもなりますので、中折れ自体にはあまり触れずに、可愛らしくパートナーを誘ってみてはいかがでしょうか。

添い寝して一緒に休む

中折れしてしまう原因は、ストレスや疲労、体調不良など体の不調かもしれません。そんなときには無理して続けようとせず、一緒に休む時間に移ってみるのも良いでしょう。添い寝するような形で手を繋いだりおしゃべりをしたり、2人きりの時間を違う方法で楽しんでみると、お互いへの愛情確認にも繋がります。

マッサージしてあげる

女性に余力がある場合おすすめしたいのが、パートナーへのマッサージ。体をもみほぐすマッサージは、パートナーの体の緊張や疲れを和らげて、気持ちをリラックスさせる効果も期待できます。緊張状態や疲労、ストレスを一気に解消してあげることのできる画期的な対処法です。

彼に教えたい中折れの改善方法

最後に中折れを解消、改善するための方法について触れていきます。中折れ改善のためには、生活習慣の見直しや食生活の改善のほか、サプリメントや専門の医療機関とさまざまな方法があげられます。

中折れが起こる原因を見定めて、パートナーにぴったりの改善方法を探っていきましょう。

上質な睡眠をとる

睡眠障害や睡眠不足は、身体の機能を低下させる大きな原因。効果的な疲労回復やストレス軽減のためには、日頃の睡眠環境を見直してみることが大切です。

睡眠の質が保たれない状況が続くと、前日に溜まった疲労を解消しきれなかったり翌日のパフォーマンスを低下させて悪循環に陥らせたりするデメリットが発生します。睡眠の質を向上させるためには、

  • 禁煙、禁酒を行う
  • 寝る前のカフェイン摂取を控える
  • 就寝前の1時間はパソコンやスマホから出るブルーライトを浴びない
  • 就寝に向けて室内の光を落としていく
  • ベッドの前で簡単なマッサージやストレッチをする

といった方法が簡単でおすすめ。もし仕事が忙しく、睡眠時間が長くとれない場合でも、睡眠の質をアップすれば睡眠による体のリラックス効果も向上します。どれもすぐに実践できるやり方ばかりですので、仕事が忙しくお疲れ気味のパートナーにぜひ教えてあげましょう。

食事の改善

体を作る食事のバランスも、中折れ対策に重要なポイント。偏食や欠食をしていると、中折れはもちろん勃起自体もしづらくなる危険性があります。

肉類や大豆類に多く含まれている「アルギニン」は血管を広げる効果をもつため、中折れ防止にも効果の大きいアミノ酸の一種です。血管が正常に広がるようになれば血流も改善し勃起力もアップ。血液が集まりにくくなる中折れの原因にダイレクトに効いてくれます。

ただしそればかりを摂取しても食事のバランスが崩れてしまっては意味がありません。栄養素は満遍なくとってもらいながら、この「アルギニン」を意識的にとってもらうよう伝えてみてください。

筋トレ

中折れを防ぐ勃起力の改善には、筋トレが効果を発揮する場合もあります。射精をコントロールするために必要な筋肉は、大きく分けて「pc筋肉」と「括約筋」の2種類。

「pc筋肉」とは、主に排泄をコントロールしている骨盤底筋のこと。これは比較的簡単なやり方で鍛えることができます。そのやり方は以下の通り。

  1. 肛門をグッと5秒間締める
  2. 5秒間緩める
  3. この10秒間をワンセットとして10回繰り返す

家でも外でも、どんな姿勢でも意識するだけで行える筋トレになりますので、行う際は好きなタイミングでOK。できれば朝、昼、夜、就寝前の1日4回行えると理想的です。これを続けていくと、勃起力や持続力がアップする上に、射精コントロールもできるようになります。

続いて「括約筋」は、肛門や尿道の周りにある筋肉のこと。これは、スクワットで筋力をアップさせることが可能です。スクワットでは

  1. 背筋を伸ばし、息を吐きながら腰を下ろしていく(4秒間)
  2. 膝が直角になるところでストップ
  3. 今度は息を吸いながら、ゆっくりと膝を伸ばしていく(4秒間)

というように、正しいフォームで呼吸を使いながら丁寧に行っていくことがポイント。血行促進の効果が見込めますので、短時間での勃起が可能になり持続時間もキープできるようになっていきます。

どちらも並行して行うことで中折れ改善効果が飛躍的に向上しますので、勃起が続かないとお悩みのパートナーには、ぜひ勧めてみてください。

サプリメント

実は普通に販売しているサプリメントでも、中折れを改善することができます。特に「亜鉛」は、男性ホルモンや精子の生成に関わっており、不足すると勃起障害が起こりやすいとされている成分。亜鉛をとるだけでも男性機能の改善に大きな効果が期待できます。

亜鉛のサプリメントは比較的どこでも手に入れやすいものですので、あまり手間や時間をかけられないというパートナーにはぜひこのサプリメントを差し入れてみるのもおすすめです。

医療機関へ相談

どの方法でもいまいち効果を感じられないというときには専門医に相談してみるのも1つの手。最近ではED治療専門の医療機関も登場しており、気軽に診療を受けることができます。

病気かメンタルか原因の分からないことの多いED治療では、細かな問診票や専門医による診療から、個人に起こっているEDの原因と治療法を見つけ出してくれます。

医療機関によっては、さまざまなタイプのED治療体験を読むこともできますので、まずは信頼できるクリニックを2人で一緒に探してみてはいかがでしょうか。

中折れのまとめ

パートナーが中折れしてしまうと、「自分に魅力がないのか」と悩んでしまう女性もいるかもしれません。しかし中折れの原因のほとんどは、パートナーの健康状態やメンタル面にあります。

もしセックス中に中折れしてしまった場合は、それを受け入れて、一緒に対策を考えてあげるのがおすすめ。ピンチをチャンスに変えながら、2人の仲をより深めていきましょう。

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