オナニーで頭痛がする理由は?偏頭痛の人に多い?気になる原因を調査

オナニーで頭痛が起きたことを調べている女性

目次

オナニー中に頭痛を感じたことのある女性は、どれくらいいるでしょうか。オナニーをしているときの体は、スポーツをしているときと同じくらい活発に動いている状態にあります。頭痛は、このオナニーによる体内の変化によって引き起こされる症状です。

一見すると男性に多い症状にも思えますが、実は偏頭痛持ちの人が男性よりも約3.6倍多いとされる女性にも起こりやすいのがオナニー頭痛の恐ろしさです。

偏頭痛によって普段から頭痛を引き起こしやすい体になっている女性は、たとえオナニー中の刺激であっても、偏頭痛のメカニズムとリンクして頭痛を生じてしまう可能性があります。

このオナニー頭痛が起こった際には、無理をせず正しい対処を行うことが、痛みを和らげるポイントです。オナニー頭痛の原因やメカニズムを解説しながら、対処法と回避策について紹介していきます。

オナニー中の頭痛、経験ありますか?併発する症状って?

オナニー中の頭痛は、男女に関わらず発生する可能性のある症状です。その原因は急激な血圧の上昇が関わっているケースが多く、激しいオナニーや体が不調なままでのオナニーなどによって引き起こされます。

特に女性は偏頭痛持ちの人が多く、普段から刺激に敏感であるためオナニーによる刺激で頭痛を経験したことのある女性も少なくないようです。

オナニー頭痛では、頭痛以外の症状が併発することもあります。当てはまるものはないか、ぜひ一度チェックしてみてください。

症状(1)偏頭痛

女性のオナニー頭痛で多いのが、偏頭痛の発生です。偏頭痛とはズキンズキンとした痛みが頭の片側のみに起こる症状のことで、血管の拡張や炎症が主な原因とされています。

オナニをすると、心臓が激しく動くために血液量が増加し、血管が広がることも特徴の1つ。元々偏頭痛を持っている場合にはこの血管の収縮に合わせて刺激が起こり、偏頭痛を引き起こしてしまうようです。

症状(2)首の痛み

オナニー中に頭痛が起こると、合わせて首回りにも痛みが起こることがあります。筋肉が緊張状態に陥り、その下を通る血管が収縮し、血流が悪くなることで起こる症状と言われています。

症状(3)心拍数の上昇

オナニー中は心臓の働きが盛んになるため、心拍数が急激に上昇する傾向にあります。運動しているときと同じような脈拍が感じられるため、オナニー頭痛が起こると脈拍に合わせて痛みが伝わることがあります。

心拍数の上昇は、血管の拡張や血圧の上昇が起こっているサインでもあり、オナニーを激しくやり過ぎているかどうかを見極めるポイントにもなります。あまり感じたことのない心拍数や早すぎるリズムは頭痛が起こる前兆かもしれません。

心拍数に異常を感じたら、動きを少し落ち着かせてみたり一度止めてみたりすることがおすすめです。

オナニーで頭痛が起こる理由には種類がある?

オナニー中に起こる頭痛には、いくつかのタイプが存在します。どれもオナニーが原因で引き起こされるもので、痛みの種類やタイミング、そのほかの症状によって分類することができます。

頭痛は血管の拡張や血圧の変化、精神的なストレスや飲酒など、さまざまな原因で起こりうる症状です。オナニーしている際に頭痛が頻繁に起こるようになった場合は、まずその頭痛がどのタイプに当てはまるのか症状を詳しくチェックするようにしてみましょう。

タイプ(1)血圧上昇

オナニー中の体は、クリトリスが勃起するために、体中の血液が一気にクリトリスへと流れ込んでいる状態です。また、運動時と同じエネルギー消費を行うため、心臓は激しく収縮し、一時的に心臓から身体全体へと送られる血液量もアップします。

すると、この血液の急激な流れは血圧の上昇を引き起こし、体への負担も大きくなります。そのときに起こりうる症状が頭痛です。

血圧の上昇による頭痛は、偏頭痛のメカニズムとも似ています。偏頭痛は、運動や飲酒、ストレスなどをきっかけにして神経伝達物質が脳内の血管を刺激する症状です。血管が拡張し、合わせて血管周囲にも炎症が広がっていくことで刺激が脳に伝わり、頭痛となって現れます。

頭痛が起こるメカニズムには、血圧の上昇が関係しているケースも少なくありません。オナニー中に頭痛が起こった際には「高血圧状態」にある可能性も覚えておきましょう。

タイプ(2)性行為頭痛

「性行為頭痛」とは、セックスやオナニーなどのオーガズムに関わる最中に起こる頭痛のことを指します。症状としては一時性が高く、性行為が終われば治まることが多いのが特徴です。

この性行為頭痛はさらに、オーガズムの前後どちらのタイミングで痛みが発生するかによって

  1. オルガズム前頭痛
  2. オルガズム時頭痛

2種類のタイプに分けられています。

オルガズム前頭痛における痛みは、鈍痛で持続性のものであることが多く、性的興奮がアップするにつれてその痛みは強まっていきます。その特徴から「鈍痛型」とも呼称されますが、詳しい内容についてはまだ分かっていません。

一方、オルガズム時頭痛における痛みは、激痛で一時的に起こることが多く、オーガズムを迎えたタイミングで爆発的に起こることが特徴的です。こちらは「爆発型」と呼ばれており、論文発表などにおける性行為頭痛としては、こちらを示すケースが多いようです。

性行為頭痛の原因はまだ具体的には明らかになっていませんが、

  • 血圧の急激な変化
  • 脳血管の拡張
  • 脳血管を取り巻く三叉神経への障害
  • セックスの姿勢による首回りへの負担
  • 頭や首回りの筋肉が緊張状態に陥るため

といった理由が推測されています。

持続時間にも個人差があり、30分ほどで落ち着く人もいれば、ほぼ1日中継続してしまう人までさまざまです。

基本的には生死に関わる危険性は少ない「良性」と言われていますが、この持続時間が明らかに長引いたりしている場合には、医療機関の受診を検討することがおすすめです。

タイプ(3)雷鳴頭痛

「雷鳴頭痛」は名前の通り、突然雷に打たれたかのような強く激しい痛みを引き起こす頭痛を指します。基本的には男性の射精時に起こる頭痛ですが、女性にも起こる可能性のある危険性の高い症状です。

雷鳴頭痛が起こるタイミングは、オーガニズムに達したときが多いため、性行為頭痛の一種である「オルガズム時頭痛」に分類される場合もあります。

しかし、オルガズム時頭痛の場合は他に頭痛を起こす原因となる疾患がない状態での頭痛であるのに対し、雷鳴頭痛はその背後に重大な疾患がある可能性があります。持続時間が長引くことも多く、激しい痛みも伴うため、症状が出た際はすぐに受診することが大切です。

雷鳴頭痛は、何かの疾患の症状として起こる二次性頭痛であるケースも少なくありません。稀に脳内出血などの前兆として、オナニーだけでなく、運動時にも同様の症状が現れることがあります。

関係性や原因はあまり明らかにはなっていませんが、あまりにも強い痛みが持続するようであれば万が一に備えて受診しておくと安心です。

オナニー中に頭痛が起きた際の対処法

実際にオナニー中に頭痛が起こってしまった際にはどう対処するのがベストか、わからないという女性も多くいるかと思います。

原因もわからない突然の頭痛の場合、まずオナニーを止めることが先決です。それから症状の特徴や痛みの種類を理解して、無理なく対処していくようにしましょう。

市販の頭痛薬を服用する際にも注意が必要ですので、合わせてチェックしてみてください。

対処法(1)頭痛がしたらオナニーをやめる

オナニー中に起こった頭痛は、何が原因か分からなくとも、オナニーによる血圧上昇や血管の異常、体に起こった変化だと考えられます。

そのため、頭痛を感じたらまずはオナニー自体を止めることが第一。体を通常の状態に戻すことで、それ以上の痛みの悪化や症状の進行を抑えることが可能です。

痛みの種類にもよりますが、オナニー中の頭痛の中には、脳内出血による脳梗塞やくも膜下出血などの重大な疾患が起こっている可能性もあります。体中が熱っぽくなっていたり、異常な量の汗をかいていたりする場合には、体をクールダウンさせるように努めましょう。

オナニーを止めてから痛みがどうなったか、確認することも大切です。もし痛みがすぐに引いたとしても、その日はオナニーすることは避けて、数日間インターバル期間を設けてからトライするのがおすすめです。その際にまた同じ痛みが起こった場合は、医療機関への受診も検討してみてください。

対処法(2)頭痛薬の服用には注意が必要

偏頭痛になりやすい女性は、普段から服用している頭痛薬を常備していることも多いかもしれません。市販の頭痛薬には、頭痛を引き起こす「プロスタグランジン」という原因物質の生成を抑えて痛みや発熱、炎症などを抑える効果があります。

そのため、頭痛薬を服用することはオナニー中の頭痛を落ち着かせるのにも効果的です。薬ごとに記載されている用法と容量さえきちんと守って服用すれば、副作用を発生するリスクも少なく、頭痛を和らげることができます。

ただし、重要なのは頭痛薬の役割は痛みの原因物質を抑える効果のみにある、という点です。血圧の上昇や血液量の増加を抑える効果は含まれていませんので、頭痛がなくなったからといって、すぐにオナニーを再開するようなことがあってはいけません

オナニー中の頭痛は、血圧の上昇や血管の拡張が関わっている可能性が高いため、頭痛を引き起こした際には体を休めることが大切です。

時間を空けずに再開してしまうと、薬で抑えていたはずの原因物質の分泌量を高めてしまい、薬の効果も消えて、症状がより悪化してしまう恐れがあります。

市販の頭痛薬を服用する場合には、頭痛が完全になくなり体が落ち着くまで、体に刺激を与えないよう注意しましょう。

オナニー頭痛を回避する方法

そもそもオナニー中の頭痛は、タイミングややり方に注意することで回避することが可能です。特に飲酒や体調不良、服薬後などは、体への負担が通常よりも大きくかかっている可能性があります。

そこにオナニーで更なる負荷を与えてしまうと、オナニー頭痛を起こしやすくなる原因となりますので、オナニーをするタイミングは体の状態と相談することが重要です。

また血圧を一気に上げてしまうような激しいオナニーも、頭痛を起こしやすくなる一因となります。タイミングを見計らうことと合わせて、意識的に避けるようにしましょう。

回避方法(1)飲酒後のオナニーを控える

飲酒後は、アルコールによって体の血管が激しく収縮するため、血圧が上昇している状態にあります。体は熱も帯びて、すでに心臓・脳ともに負担がかかっている状況です。

そこでさらに血圧を上昇させるオナニーをしてしまうと、体全体がオーバーヒートしている状態になり、頭痛が引き起こされやすくなります。

飲酒後は気持ちも開放的になり。オナニー行為自体も激しくなりやすいため、あらかじめ飲酒量はほどほどに抑えておくことが大切です。真っ直ぐ歩けないほどに酔った場合は、飲酒後のオナニーは避けるようにしましょう。

回避方法(2)体調不良時にオナニーをしない

病気まではいかなくともなんだか体調が優れないというときも、オナニーは避けた方が賢明です。

  • 体が熱っぽい
  • 風邪を引き始めている
  • 体全体にだるさや重さがある

といったケースでは、体のどこかに異常が出ている場合が多く、血圧が通常よりも上がっている可能性があります。オナニーはあくまで健康であるときを前提条件として楽しむことが基本です。

回避方法(3)服薬後や病気中にオナニーをしない

服薬後や病気中のオナニーも、もちろん厳禁です。薬は症状を改善させる効果はあるものの、血圧を下げてすぐに完治させるものではありません。

あくまで完治を目指して症状を和らげるためのものですので、完全に体が元に戻るまでは、オナニーなど体に負荷をかける行為は控えることが重要です。

病気中は、体が原因物質や病原菌と戦っている最中ですので、オナニーによる血管拡張や血圧上昇を起こすことはおすすめしません。体調不良時と同じように、完全に体が回復するまではオナニーを控え、完治を目指しましょう

回避方法(4)激しいオナニーは控える

激しい運動が血圧を上げるのと同じように、激しいオナニーも血圧が急激に上昇することで、心臓や脳に負担をかけてしまう可能性があります。

体が不調であるタイミングでのオナニーを控えることはもちろん、激しいオナニーを控えることも、頭痛を回避する方法として効果的です。

オナニー頭痛の注意点

オナニー時に起こる頭痛が気になる方は、一度生活を見直してみることもおすすめです。オナニー頭痛のタイプはいくつかに分かれますが、どのタイプにおいても血圧の上昇は切っても切れない関係にあります。

特に高血圧の症状がある場合には、日頃の生活習慣を改善することで、オナニー頭痛の発生を減らすことも可能です。

快感の大きいオナニーですが、その行為が体への負担へとならないよう、方法やタイミングには注意して楽しむようにしましょう。

注意点(1)高血圧を改善しておく

生活習慣病にあたる「高血圧」を改善するためには、当然規則正しい生活習慣が欠かせません。バランスの偏った食生活やほとんど運動することのない生活を送っていると、塩分摂取量過多に陥ってしまったり、内臓脂肪が増加してしまったりする原因となります。

また、仕事や生活でのストレスは「動脈硬化」と深く関連していると言われており、精神的なストレスも一時的な血圧上昇の原因とされています。

もし食生活や運動習慣、日常でのストレスに不安がある場合には、改善に向けて1つずつ取り組んでみることがおすすめです。ストレスによる睡眠不足なども体の不調を招く原因となります。まずはしっかりとした睡眠時間を確保するように努めましょう。

注意点(2)最悪の場合死に至る原因にも…

かなりレアなケースではありますが、無理なオナニーは最悪の場合死に至る原因にもなり得ます。日本だけでも、オナニーが原因で亡くなったとする事例は200~300件ほどと言われており、ハードなオナニーで亡くなる人は少なくありません。

ほとんどの事例は男性のようですが、中には女性の死亡例も挙げられます。無理なオナニーでの死亡例は大体の場合、高血圧により引き起こされた心筋梗塞や脳卒中が多いようです。

快感を求めるあまり体を壊してしまっては、元も子もありません。オナニー頭痛を引き起こさないためにも行為中は無理をせず、ハードなオナニーはほどほどに楽しむことが大切です。

オナニー頭痛のまとめ

オナニー頭痛は、普段の生活習慣や体の健康状態によって、引き起こされる可能性が変化します。体を自分から刺激するオナニーでは、まず健康的な生活と体をキープしておくことが基本的な条件です。

無理をせず自分の体と向き合った正しい方法で、快適で気持ちいいオナニーライフを目指しましょう。


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