女性がイク感覚ってどんな感じ?オーガズムの感覚を掴む方法を解説!
- 女性が「イク」とは?オーガズムまでのプロセス
- イク感覚がわかる女性はどれくらいいる?
- 「イク感覚」とは?どんな感じ?
- イキやすい性感帯ごとのイク感覚の違い
- オナニーでイク感覚を掴む方法
- セックスでイク感覚を掴むコツ
- イク感覚が掴みやすくなる!おすすめアイテム
- イク感覚を掴んで、ラブタイムをもっと楽しもう!
女性が「イク」とは?オーガズムまでのプロセス
性的な刺激や興奮によって快感が絶頂を迎えることを、「イク」「オーガズムに達する」と言います。
男性の絶頂の場合は、ほとんどの場合射精を伴います。一方、女性のオーガズムは、視覚的にわかるものではなく、イッたかどうかが把握しにくいです。
まずはオーガズムまでのプロセスを知ることで、よりイク感覚を理解しやすくなるでしょう。
STEP1. 興奮期
キスや軽いスキンシップ、性感帯への刺激などで性的興奮を感じている状態です。「愛液」と呼ばれる分泌物が出て、膣が濡れていきます。
STEP2. 高原期
興奮期が続き、小陰唇の血流がよくなり、紅潮して左右に大きく開いた状態です。指やペニスを挿入するのに適したタイミングとなります。
STEP3. オーガズム期
連続的な性感帯への刺激により、高原期に感じていた快感が高まり、一気に絶頂へ到達する状態です。骨盤周辺の筋肉がギュッと収縮し、けいれんを繰り返した後に弛緩します。
オーガズムを迎えた女性の体は非常に敏感になり、少しの刺激にも過剰に反応するようになります。これは、快感だけでなく痛みに対しても同様です。人によっては、何度もオーガズム期を迎える場合もあります。
STEP4. 消退期
女性のオーガズム後は、気持ちいい感覚を残したまま、徐々に時間をかけて興奮する前の状態に戻っていく傾向があります。
この「消退期」の長さは個人差が大きく、興奮の持続時間が長い方も、男性のようにすぐに終わる方もいます。
イク感覚がわかる女性はどれくらいいる?
実際に、イク感覚がわかっている女性はどれくらいいるのでしょうか?
ラブコスメが行った「イク感覚を知っていますか?」というアンケートでは、半数強の女性が「知っている」と回答しています。
「イク感覚」とは?どんな感じ?
アンケートで「イク感覚を知っている」と回答した方によると、イク感覚は、
など、「頭が真っ白になる」「ぼーっとして脱力する」などが多く挙げられました。
イク感覚はオナニーのほうが掴みやすい!
さらに、このアンケートには、「オナニーでしかイッたことがない」というコメントが多く寄せられていることも特徴的。
オナニーでは、自分の気持ちいい場所を自分の好きなように刺激できるため、セックスよりもオーガズムを迎えやすいと言われています。
イク感覚がわからない方は、まずはオナニーで、自分のイキやすい性感帯や触り方を理解していくと良いでしょう。
イキやすい性感帯ごとのイク感覚の違い
イク感覚は、刺激する性感帯によっても変わります。イキやすい場所や好みのイキ方は人によって異なりますので、自分の好みを探ってみてください。
一般的に女性がイキやすいとされる性感帯と、それぞれを刺激してイク感覚について解説します。
性感帯(1)クリトリス
体の外側にあるため刺激しやすく、比較的簡単にオーガズムを得やすい性感帯です。クリトリスを刺激して迎えるオーガズムを、「外イキ」と呼びます。
クリトリスでオーガズムを迎えると、
- ビリッと電気が流れるような感覚
- 一瞬頭が真っ白になる
- 体がビクン!とけいれんする
などの感覚が味わえます。ピンポイントに強烈な快感が得られますが、絶頂の時間が比較的短いことが特徴です。
絶頂後のクリトリスはとても敏感で、触られると逃げ腰になるほど。続けてイけるのは多くても2〜3回で、「連続イキ(マルチプルオーガズム)」は起こりにくいとされています。
性感帯(2)Gスポット
膣内にあるため、普段は性感帯として認識しにくく、快感を得るために開発が必要な性感帯です。Gスポットでのオーガズムは「中イキ」と呼ばれています。
Gスポットでオーガズムを迎えると、
- ふわっと体が浮くような感覚
- 全身にじんわりと気持ちよさが広がる
- 体の深い部分で快感を感じる
- 全身に電流が走る感覚
などの感覚を楽しめます。絶頂の時間が比較的長く、全身に広がるような快感を覚える方が多いようです。クリトリスと異なり、連続でオーガズムを迎えやすい性感帯でもあります。
性感帯(3)ポルチオ
膣奥にあるため、女性が自分で触ることが難しい性感帯です。ポルチオでのオーガズムは「奥イキ」と呼ばれます。
最初は刺激しても痛みや不快感を覚えることが多く、開発には時間がかかりますが、
- 考えられないような快感が長時間続く
- 体の奥底から全身に多幸感が広がる
- 他の性感帯では味わえない気持ちよさ
など、クリトリスや膣内よりもはるかに大きい快感が得られるとされています。
その他のイキやすい性感帯
人によっては、
- 乳首
- アナル
- 脳
など、クリトリスや膣以外でもオーガズムを得られる方もいます。クリトリスや膣と同時に刺激することで、快感を増幅することもできます。
オナニーでイク感覚を掴む方法
イク感覚がわからない方は、まずはオナニーでイク感覚を体験してみましょう。オナニーでイク感覚を掴むことで、どこをどう刺激すると気持ちいいのかが自分でわかり、セックスでもイキやすくなります。
STEP1. リラックスして集中できる環境を整える
女性のオーガズムは、精神面に大きな影響を受けるため、リラックスした状態で行うことが重要です。オナニーの場合、相手がいないため集中力が途切れやすいことにも注意が必要。
- 適度な室温や明るさに調整する
- 入浴やマッサージで血行を良くしておく
- 人目が気にならない場所を選ぶ
- スマホの電源を切っておく
- 気になる場合はタオルなどを敷く
- ラブグッズやローションを近くに置いておく
- 仕事・家事・勉強など、気にかかることがないときにする
- 極度の満腹時・空腹時を避ける
など、リラックスして快感に集中する準備をしておきましょう。
STEP2. アダルトコンテンツや妄想で気分を高める
動画・漫画・ボイスなどのコンテンツを使ったり、彼とのラブタイムを妄想したりなどで、セクシャルな気分を高めます。
自分が興奮しやすいシチュエーションやプレイを選び、それに合わせた刺激を加えると、より快感に没頭しやすくなりますよ。
STEP3. クリトリスを刺激する
女性が特にイク感覚を掴みやすいのが、クリトリスです。膣内に触れる必要がなく、指だけで簡単に刺激できるため、気軽に試せる性感帯でもあります。
最初は焦らすように優しく触れ、興奮度が高まってきたら、愛液やローションを塗り込みながら刺激を強めていきます。
STEP4. 膣内の性感帯を刺激する
膣内がしっかり潤ったら、膣内に指やラブグッズを挿入し、Gスポットやポルチオを刺激してみましょう。
膣内の性感帯は、優しくゆっくりと圧迫したり、トントンと軽く叩くようにタップしたりすると、快感を覚えやすいです。気持ちよさが高まってきたら、そのまま同じ刺激を続けていくと、オーガズムを迎えられるでしょう。
セックスでイク感覚を掴むコツ
オナニーでイク感覚を掴んだら、セックスでイけるようになるまであと一歩!以下のコツを取り入れながら、彼と一緒にイク感覚を研ぎ澄ませていきましょう。
コツ(1)セックスに没頭できる環境を整える
オナニー時と同様、まずはセックスに没頭できる環境を整えることが重要です。汗・臭い・ムダ毛が気になってしまうことも、集中を妨げる原因となりますので、できるだけ事前にケアしておくと良いでしょう。
どうしても緊張してしまう場合は、好きなアロマを使ったり、ムードのあるBGMを流しておくのもおすすめです。
コツ(2)前戯を丁寧にしてもらう
時間をかけて丁寧に前戯をしてもらうだけでも、セックスでイキやすくなります。
性感帯を刺激するだけでなく、キスやハグなどのスキンシップも大切。パートナーからの愛情を強く感じることで、リラックスできるだけでなく、焦らし効果も生まれます。
コツ(3)しっかりと要望を伝える
セックスでイクためには、自分の希望や要望をしっかりとパートナーに伝えることも重要です。不用意なダメ出しはムードを壊してしまいますので、
- もっとして
- そこ気持ちいい
- ここも触って
- 〇〇もしてみたい
など、褒めながら簡単な指示をする言葉を中心に、パートナーを誘導しましょう。セックス中にきちんと希望や要望を伝え合えれば、パートナーとの信頼も深まるはずです。
コツ(4)イクことにこだわり過ぎない
「イかなきゃ」と焦ってしまうと、それがプレッシャーとなり、かえってオーガズムから遠ざかってしまいます。
肉体的な快感だけでなく、精神的な快感もセックスの大切な要素の1つ。また、色々なプレイを試してみたり、刺激の場所や順番を変えてみたりなど、バリエーションを増やすのも良いでしょう。
まずは気持ちを楽にして、彼と触れ合っている幸せを感じながら、セックスを楽しむことが大切です。
イク感覚が掴みやすくなる!おすすめアイテム
より効率よくイク感覚を掴みたい方は、ラブグッズやローションなどのアイテムを活用するのがおすすめです。自分のニーズに合ったアイテムで、快感度を高めてみましょう!
アイテム(1)ラブグッズ
特にオナニー時は、刺激し続けるのに疲れてしまったり、自分の指では刺激しにくかったりすることで、イク感覚にたどり着けないこともあるでしょう。そんなときは、ぜひラブグッズを活用してみてください。
クリトリスや乳首を刺激しやすい「ローター」や、膣内を刺激できる「バイブ」「ディルド」など、さまざまな種類があります。まずは、刺激したい場所と経験度に合わせて選ぶと良いでしょう。
アイテム(2)膣トレグッズ
「膣トレ」とは、女性器を支える「骨盤底筋」を鍛えることで、膣の締まりを良くするエクササイズのこと。膣をしっかりと締められるようになると、ペニスとの摩擦がアップし、より快感を得やすくなる可能性があります。
膣トレは道具を使わなくてもできますが、「インナーボール(ケーゲルボール)」などの膣トレグッズを活用すると、より効率よくトレーニングすることができますよ。
アイテム(3)ローション、潤滑ジェル
性感帯を刺激する際は、しっかりと潤った状態でないと、摩擦による違和感や不快感を覚えやすいです。乾いた状態で無理に擦ると、炎症や傷などを起こす恐れもあります。
潤いが足りない場合は、自分の体を守るためにも、ローションや潤滑ジェルを活用しましょう。潤いだけでなく、気持ちよさにもアプローチできるラブコスメもおすすめです。
イク感覚を掴んで、ラブタイムをもっと楽しもう!
イク感覚やイク方法には、個人差があります。オーガズムを得るために大切なのは、自分が気持ちよくなれる方法を知り、「これならイける」というやり方を見つけることです。
イク感覚が掴めれば、今まで以上に、オナニーやラブタイムが楽しくなるはず。ぜひ色々な方法を試して、自分ならではの「イク感覚」を掴んでくださいね。