ゴムフェラとは？生フェラとの違いはある？コツ・テクニックを解説！
ゴムフェラとは？気持ちよくないの？
「ゴムフェラ（スキンフェラ・ゴム尺）」とは、ペニスにコンドームをつけた状態でフェラチオ（オーラルセックス）することです。これに対し、コンドームをつけずにフェラをすることを「生フェラ」と呼びます。
コンドームは、避妊具としてのイメージが強いかもしれませんが、海外では性感染症予防のためにつけるものだと認識されています。性感染症対策の観点で言えば、フェラチオ時にコンドームをつけることは非常に重要です。
しかし、ゴムフェラは「気持ちよくない」「ゴム臭い」などの理由から、男女ともにあまり人気がないのが事実です。
フェラのときにコンドームはつける？
ラブコスメが行ったアンケート「フェラをする時、コンドームをつけた事はありますか？」によると、「はい」と回答した方の割合はわずか１６．９％でした。
- 口に出されるのが嫌
- フェラする時の臭いが軽減される
- 汁の味が苦手なので
などの理由が挙げられています。一方、「ゴムフェラしない」と回答した方からは、
- ゴム臭い
- 舐めづらい
- 我慢汁を飲むのが好き
などの声が挙がりました。ゴムフェラをしない派は、コンドームが嫌いな方と、生フェラが好きな方に大別できるようです。
ゴムフェラは気持ちよくないの？
一般的に、ゴムフェラは生フェラに比べると気持ちよくないという意見が多いです。生フェラの方が、舌や唇の感触を直接味わうことができ、繊細に刺激を感じ取れることが理由として挙げられます。
一方、「ゴムフェラの方が良い」という男性もいます。感染症対策としてゴムフェラを選んでいる方だけでなく、包茎やペニスの汚れ・雑菌に配慮してコンドームを装着する方もいるようです。
また、「気持ちいいならどちらでも…」というストレートな意見も見られます。
ゴムフェラのメリットとは？
しかし、ゴムフェラにはさまざまなメリットがあります。フェラチオ時にコンドームをつけたことがない方も、今一度ゴムフェラのメリットを見直してみましょう。
メリット（１）性感染症を予防できる
ゴムフェラ最大のメリットは、性感染症を予防できる事です。性感染症は、ペニスから口・喉に感染するだけでなく、口腔内や咽頭からペニスに感染するパターンもあります。
オーラルセックスで感染する主な性感染症には、
- クラミジア感染症
- ヘルペス感染症
- 梅毒
- 淋病
などが挙げられます。フェラチオの段階でコンドームをつけておけば、これらの病気に感染するリスクを下げることができます。女性だけでなく、男性の体を守ることにも役立つのです。
メリット（２）男性器の臭い・味を防げる
ペニスの臭いや我慢汁・精液の味に苦手意識を感じる方でも、コンドームをつければ、臭いや味を気にせずにフェラチオを楽しむことができるでしょう。ポリウレタンなどラテックス製でないコンドームを選べば、ゴム臭さの問題も解消できます。
メリット（３）フェラチオのハードルが下がる
男性器を直接咥えることや、我慢汁・精液を口に含むこと自体に抵抗を感じる方もいるでしょう。ゴムフェラであれば、直接ペニスや体液に触れることがないため、心理的ハードルが比較的下がるかもしれません。
また、男性側が「フェラの後にキスをしたくない」と考えている場合にも、ゴムフェラはある程度有効でしょう。
メリット（４）射精後の片付けが楽
男性がフェラチオでフィニッシュを迎えた場合、出された精液の処理に困ることもあるでしょう。ゴムフェラであれば、精液はコンドーム内に留まるため、周囲や女性の体を汚さずに済むこともメリットです。
メリット（５）そのまま挿入に移行しやすい
妊娠を望まないカップルは、フェラチオ時にコンドームをしておけば、そのまま挿入に移行することができます。コンドームの装着中に熱が冷めてしまいやすい方でも、興奮を保ったまま挿入に移ることができるでしょう。
ただし、フェラチオ時に歯に当たるなどで、コンドームに傷がついてしまうリスクには注意が必要です。また、射精している場合は、必ず新しいものに交換する必要もあります。
ゴムフェラを気持ちよくするコツ・テクニック
ゴムフェラは、生フェラに比べると男性を気持ちよくさせるのが難しいです。しかし、いくつかのポイントを意識することで、生フェラと同じくらいの快感を与えることができます。
コツ（１）ゴムフェラは少し強めに
ゴムフェラは、生フェラよりも刺激が弱いように感じるため、生フェラ時よりも少し圧を強めにすることがポイントです。舌で押したり、口で吸い込んだりする圧を、加減しながら少し強くしてみましょう。
コツ（２）ゴムフェラに手コキをプラス
口だけで圧を強くすると、体力を消耗してしまいます。そこで、ゴムフェラ時は手コキを併用するのがおすすめ！手で上下にしごくだけではなく、男性が弱い亀頭・カリ・裏筋・睾丸などをピンポイントで攻めるのもおすすめです。
コツ（３）コンドームにこだわる
０．０２mm以下の極薄タイプのコンドームを使えば、より生フェラ感が味わえるでしょう。極薄タイプはポリウレタン製となるため、女性側が気になるゴム臭さも解消できますよ。厚さ以外にも、
- 味や香り付きのコンドーム
- 内側にたっぷりとゼリーがついたコンドーム
- フェラチオ専用のコンドーム
など、コンドームの種類にこだわるのもおすすめ！２人で一緒に選べば、さらにゴムフェラが楽しくなりそうです。
- ラブミルフィーユ モイストタイム（マカロン風コンドーム）
内側にも外側にも潤いゼリーをたっぷり塗布した、モイストタイプのコンドーム。女性が手に取りやすい、スイーツのような可愛いパッケージです。男性側もぬるぬる感が味わえ、ワンランク上の気持ちいいゴムフェラが楽しめるはず！- 潤って気持ちいい！可愛いコンドーム
コツ（４）食べられるローションを使う
ゴムフェラは生フェラに比べ、滑りにくく舐めづらいと感じる方もいます。そこで、ゴムフェラに食べられるローションをプラス！ヌルヌル感を補うことができ、コンドームの上からでもフェラチオしやすくなります。
オーラル時にローションを使用する際は、食べられるものを選んでください。また、ラテックス製のコンドームに油脂が付着すると破れる可能性があるため、油性のローションの使用は避けましょう。
- ラブシロップ（メープル＆ナッツ）
甘くて美味しい、食べられるラブローション。メープルシロップの風味が、オーラル時の気になる臭いや味を美味しくカバー！コンドームと併用できるウォーターベースなので、ゴムフェラ時にもおすすめです。- 甘くて美味しい！オーラルがスイーツタイムに！？
ゴムフェラをスムーズに提案する方法
フェラチオ時のコンドーム着用率が低い背景には、「ゴムフェラは気持ちよくない」という男性のセックス観の影響も考えられます。
しかし、感染症予防や臭い・味対策として、ゴムフェラにしたいと考えている女性もいるはず。そこで、男性にゴムフェラを提案する際に意識したいポイントを解説します。
ゴムフェラを提案したら、彼はどう思う？
もちろん、ゴムフェラを快く受け入れてくれる男性もいます。しかし実際は、
- なぜか分からない
- 変な臭いがしているんじゃないかと心配になる
- 自分が汚いと思われているように感じる
- フェラが嫌いなのではないかと思う
など、不安になる男性も少なくないでしょう。
一番の理由は、感染症対策！
彼を過剰に不安にさせたくない場合は、「感染症を防ぎたいからコンドームをつけたい」と説明するのが、一番スムーズでしょう。
コンドームの着用は、性感染症だけでなく、咽頭炎や扁桃炎など雑菌による感染症の予防にも繋がります。性病の可能性はないと言われた場合でも、「扁桃腺が腫れやすいから」などの理由で、ゴムフェラに繋げることもできるはずです。
女性側の経験が浅い場合などは、正直に「まだちょっと怖くて…」とコンドームの着用を頼んでも、そこまで彼を傷つけることはないでしょう。
ゴムフェラにお互い同意したら
お互いにゴムフェラに同意したら、一度実際にやってみましょう。セックス後にゴムフェラがどうだったか彼に確認し、より気持ちよくなれる方法を一緒に考えることも、セックスに必要なコミュニケーションです。
ゴムフェラを受け入れてもらえない場合
最終的にどうするかは、２人の判断です。しかし、話し合ってもコンドームをつけてもらえない場合は、手コキやパイズリなど、基本的にフェラチオ以外の方法で愛撫する方向で考えた方が良いでしょう。
お互いの体を守るために「フェラチオ時にコンドームをつけたい」と主張している以上、「同意しない＝フェラチオはしない」という姿勢でいることは、決して間違っていません。これを機に、手コキのテクニックを磨くのもおすすめですよ。
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ゴムフェラで、安全＆気持ちいいオーラルタイムに！
ゴムフェラの性感染症予防をはじめとしたメリットを知ると、フェラチオ＝生フェラだと思っていた方でも、「やっぱりコンドームをした方が良いかも」と感じるかもしれません。
一方、どうしても刺激が物足りなかったり、ゴム臭さや滑りにくさを感じたりするデメリットもあります。しかし、フェラチオのやり方やコンドームの選び方を見直せば、これらの問題はきっと解決できるはずです。
安全で気持ちいいオーラルを楽しみたい方は、ぜひ積極的にゴムフェラを取り入れてみましょう！
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