顔面騎乗位とは?男女の本音とやり方・注意点を詳しく解説!
顔面騎乗位とはどんな体位?
顔面騎乗位とは、仰向けに寝た男性の顔の上に女性が脚を開いて座り、男性がクンニリングスを行う体位のことです。
48手では「岩清水」と呼ばれ、現代では「顔騎」「顔面騎乗」と略されることもあります。挿入を伴わず、前戯の一環として楽しむことが多い体位です。
顔面騎乗位のメリット
顔面騎乗位では、男女ともにさまざまなメリットが味わえます。男女別に、顔面騎乗位への好意的な意見を見てみましょう。
男性が感じる顔面騎乗位のメリット
顔面騎乗位は、男性からは概ね高評価を得ている体位です。
M気質のある男性は「顔に性器を押し付けられて舐めさせられるのに興奮する」、S傾向のある男性は「恥ずかしい体勢で舐められて感じている女性が見られる」と、それぞれメリットを感じています。
女性が感じる顔面騎乗位のメリット
一方、女性側の顔面騎乗位に対する本音は、好き嫌いが両極端に分かれています。顔面騎乗位が好きな女性からは、
- 自分が感じることに集中できる
- ひたすら舐めてくれることに愛を感じる
- 恥ずかしいけれど、そこが良い
- Sっ気があるので、舐めさせたい
- 乳首なども同時に愛撫してもらえる
など、心と体の両方で気持ちよくなれるメリットが挙げられています。
顔面騎乗位のデメリット
一方、男女問わず、顔面騎乗位に苦手意識を持つ方も少なくありません。
男性が感じる顔面騎乗位のデメリット
顔面騎乗位に前向きでない男性の多くは、過去の経験から苦手意識を感じていることが伺えます。
- 女性器のニオイや味が気になった
- 体重をかけられて窒息しそうになった
- アンダーヘアの処理跡がチクチクした
などの意見が寄せられていました。
これらの意見は、女性側のやり方や対策次第で、ある程度カバーできる部分でもあります。顔面騎乗位をして欲しいと思う女性は、正しい顔面騎乗位のやり方やセルフケアの方法を、事前にチェックしておくと良いでしょう。
女性が感じる顔面騎乗位のデメリット
顔面騎乗位は、女性が羞恥心を煽られる体位です。顔面騎乗位が嫌いな女性の意見で目立つのは、
- 体勢が恥ずかしい
- 男性の顔に体重がかかることが不安
- デリケートゾーンの臭いや見た目が気になる
- 脚が疲れる
など、羞恥心や不安、疲労などにより快感に集中できないこと。正しいやり方を知り、自信が持てるデリケートゾーンを目指してケアすることで、顔面騎乗位へのネガティブな印象が軽減できるかもしれません。
顔面騎乗位の気持ちいいやり方
顔面騎乗位のやり方には、主に
- 男性と女性が向かい合う(女性が男性の顔の方を向く)
- 女性が後ろ向きになる(女性が男性の脚の方を向く)
の2パターンがあります。いずれの体位でも、基本的なやり方は同じです。
顔面騎乗位の基本のやり方
顔面騎乗位のやり方は、非常にシンプルです。
- 男性が仰向けに横になる
- 女性が脚を開き、男性の顔の上に座る
- 男性が女性をクンニする
男性が苦しくならないよう、女性は全体重をかけず、軽く腰を浮かすように座ります。男性にお尻を手で支えてもらったり、ベッドサイドなどに手をついたりすると、足腰の負担を軽減することができますよ。お尻や太腿をタップするなど、男性が苦しくなった時の合図を決めておくのも良いでしょう。
また、女性がバランスを崩すと危険です。倒れそうになったときに手をつける場所を確保したり、いざというときは男性に支えてもらったりできるよう、お互い十分に注意・確認をしておきましょう。
顔面騎乗位までのスムーズな流れ
顔面騎乗位で気持ちよさを満喫するためには、キスやハグ、全身への愛撫を事前にたっぷりと愉しみ、興奮度と感度を高めてから行うのがおすすめです。
スムーズに顔面騎乗位を始めるには、男性が下になる69(シックスナイン)の体位から移行すると良いでしょう。女性が体を起こすだけで、そのまま後ろ向きの顔面騎乗位の体位になります。
顔面騎乗位でのクンニのコツ
通常のクンニと同様に、顔面騎乗位でもいきなり強く性感帯を刺激すると、痛みを生じることがあります。まずは性感帯の周辺を焦らすように、そしてクリトリスを優しく愛撫してもらいましょう。
- 舐める
- 舌でつつく
- 唇を当てて軽く擦る
- 吸う
など、さまざまなバリエーションを取り入れてもらうのもおすすめです。気持ちいいと感じたときに素直に反応すれば、同じ刺激を重点的に続けてもらえるはず。
顔面騎乗位での刺激が強過ぎると感じたときは、女性側が腰を浮かせると良いでしょう。もちろん、「もう少し優しい方が気持ちいいな…」「もっと焦らして」と、男性にリクエストしてもOKです。
顔面騎乗位にプラスしたいテクニック
顔面騎乗位の基本的なやり方が分かり、お互いが慣れてきたら、プラスアルファのテクニックを取り入れてみましょう。
顔面騎乗位に慣れると、男女ともに両手を空けることができるようになります。そうすると、
- 手を繋ぐ
- 男性が女性の性感帯を手でも愛撫する(複数攻め)
- 女性が男性の性器や乳首を手で愛撫する
など、手を使った刺激をお互いにプラスし合うことができますよ。通常のクンニ時と同様に、慣れてきたらお互いの性感帯を手でも愛撫すると、満足度がさらにアップするはずです。もちろん、顔面騎乗位の快感のみに集中してもOK!
顔面騎乗位後のスムーズな流れ
顔面騎乗位を堪能した後は、そのまま騎乗位での挿入に移ると、自然でスムーズな流れを作ることができます。
ただし、顔面騎乗位は通常の騎乗位と同様、女性の脚に負担がかかりやすい体位です。疲れているようであれば、早めに男性に交代してもらうと良いでしょう。
顔面騎乗位に取り入れたいセルフケア
デリケートゾーンに自信が持てないと、快感より不安が勝ってしまい、気持ちよさに集中しにくくなりがちです。事前にデリケートゾーンの臭い、アンダーヘアなどをケアしておけば、お互いに顔面騎乗位を全力で楽しむことができるでしょう。
デリケートゾーンの臭い・黒ずみのケア
男性の顔の上に乗る顔面騎乗位では、通常のクンニ以上に、デリケートゾーンの臭いや見た目が気になってしまうかもしれません。ラブタイム前にシャワーを浴びるのはもちろんのこと、普段からケアを習慣化しておくことで、清潔感のあるデリケートゾーンが目指せるでしょう。
臭いの原因となる汚れや、黒ずみの元となる古い角質を優しく洗い流せる、低刺激性のデリケートゾーン用石鹸の活用がおすすめです。
アンダーヘアを整える
男性の顔にデリケートゾーンを擦りつける形となるため、アンダーヘアのゴワゴワ感や処理後のチクチク感が気になることもあるでしょう。通常の剃刀やハサミでアンダーヘアを処理すると、毛先や剃り跡が尖り、チクチクした触り心地になってしまいます。
アンダーヘアを処理する際は、アンダーヘア用のヒートカッターやトリマーを活用するのがおすすめです。さらに、アンダーヘアの触り心地を柔らかく整えるトリートメントを併用すれば、男性の顔に擦れても不快感が少ないデリケートゾーンが目指せるでしょう。
食べられるラブローションを取り入れる
事前にケアをしていてもデリケートゾーンの臭いや愛液の味が気になる場合は、食べられるラブローションを活用するのもおすすめです。甘い香りと味のローションで、オーラル時の気になる臭いや味をカバーすることができますよ。
食品原料にこだわって作られた甘くて美味しいラブローションをつければ、彼も「もっと舐めていたい」と思ってくれるかも。トロトロの感触も相まって、甘く濃厚な顔面騎乗位が楽しめるでしょう。
顔面騎乗位で、ラブタイムにスパイスを!
顔面騎乗位は、SM要素が強いプレイであると感じる方もいらっしゃるかもしれません。しかし実際には、通常のクンニと同様、その場の雰囲気やカップルの好みに合った楽しみを見つけられる自由度の高いプレイです。
顔面騎乗位をしてもらいたくても、デリケートゾーンの臭いやアンダーヘアなどが気になり、躊躇してしまうこともあるでしょう。事前のケアで自信をつけたり、甘く美味しいローションを活用したりし、快感に集中できる環境を整えるのがおすすめです。
彼が自分を一生懸命気持ちよくさせようとする姿に、いつも以上に愛情を感じられるかもしれません。普段のラブタイムにマンネリを感じたり、新しい刺激を取り入れたりしたい方は、ぜひ一度試してみてくださいね!