深イキって?浅イキや軽イキとの違いなど、経験したい女性へ徹底解説

深イキに興味を持っている様子の女性

目次

オナニーやセックスでイッたことがある女性はけっして少なくはありません。しかしその中でも「最高の絶頂」を経験したことがある方はごく少数です。

1回イッただけで汗がダクダクになって動けなくなってしまうような強烈な絶頂のことを「深イキ」と言います。深イキはクリトリスを刺激しても経験できず、膣内のGスポットイキ・ポルチオイキでしか経験できません。1度経験すると、普段の絶頂では満足できなくなってしまう女性もいるのだとか……。

しかし、通常のオーガズムと比較しても非常に難易度が高く、ただ闇雲に膣を刺激しても深イキはできません。しっかりやり方を知っておく必要があります。

そこで女性が今まで経験したことのない最高の絶頂を楽しめるように、深イキとは何なのか? どうすれば経験できるのか? などをご説明していきます。

深イキとはどんな状態?

深イキで快感を味わっている女性

深イキとは、女性のオーガズムの中でも特に快感の度合いが深くて、長く続くようなもののことを言います。

「快感の度合いが深い」とは言いますが、実際の感じ方は人それぞれです。「体の深い部分から気持ちよくなるような感覚」と言う方もいれば、「体がふわふわと浮くような感覚」と言う方もおり、「子宮から快感がどんどん押し寄せてくるような感覚」と言う方もいます。

その絶頂が深イキかどうか判断するには、クリトリスを刺激したときの絶頂と比較して判断すると良いでしょう。深イキは基本的に膣内を刺激されたときに起こる絶頂(中イキ)で、クリトリスでイク場合(外イキ)とは快感の度合いが違います。

特徴としては、絶頂後に強い脱力感・疲労感を覚えます。意識がぼんやりして体が動かせなくなりますし、女性があまり動かない体位でも息切れして汗をかきます。

深イキと連続イキの関係性は?

通常よりも強烈なオーガズムと言うと、深イキの他にも「連続イキ」があります。

連続イキとは、間髪入れずに何度も絶頂してしまうことを言い、深イキとはまったくの別物です。深イキは主に膣内を刺激されることで起きますが、連続イキは刺激する部位によりません。その意味で言えば、連続絶頂のほうが難易度は低いと言えます。

どちらも女性にとって夢のようなオーガズムですが、実は満足感・充足感という意味では深イキのほうが上であることが多いと言われています。

確かに連続イキは何度も絶頂を繰り返すのですが、1回1回の絶頂は快感の度合いが低く、それほど気持ちいいわけではありません。一方で深イキはたった1回しか絶頂しませんが、快感の度合いが非常に高く、それだけで十二分に満足できるのです。

もしかしたら「それなら何度も深イキするのが1番気持ちいいのでは?」と思った女性もいるかもしれません。しかし深イキは1度の絶頂で体力を大幅に消耗するため、よっぽど体力のある方でなければ連続絶頂は難しいでしょう。

深イキと浅イキ・軽イキの違いは?

今までセックスやオナニーでイッたことがある方は多いでしょうが、それと深イキはどのように違うのでしょうか? クリトリスを刺激してイッたときを例に挙げて比較してみましょう。

クリトリスを刺激してイクことを、一般的に「浅イキ」「軽イキ」などと呼びます。名前のとおり快感の度合いが浅い(軽い)オーガズムのことです。(浅イキと軽イキの明確な違いは特にありません)

浅イキでは快感が小さいため、場合によっては自分が気付かないうちにイッていることもあります。また深イキでは体全体でイクような快感を味わうことができますが、浅イキでは膣がヒクつくような局部的な快感しかありません。

総じて満足度が低く、1度深イキを経験してしまうと浅イキではまったく物足りなくなってしまうこともあるようです。

浅イキの数少ないメリットは、深イキよりも手軽にできるということでしょう。深イキではあらかじめ性感帯を開発しておいて、オナニー・セックスの前に十分に環境や体調を整えておかなければいけません。一方で浅イキならそこまで頑張らなくてもイクことができます。

また1回1回の絶頂の快感が浅い分だけ、体力の消耗が少なく、頑張れば何度も連続でイクことも不可能ではありません。

コツはある?セックスで深イキをするポイント

深イキをしてみたいと考えている女性

深イキは普通のオーガズムよりも深い絶頂のことを言いますが、そもそもセックスで中イキしたことがある女性はそれほど多いわけではありません。深イキとなると、難易度はさらに高くなるでしょう。

セックスで深イキするためには、ただ闇雲に性感帯を刺激するだけではいけません。事前準備も大切ですし、本番時にも注意点があります。

体位の選び方、環境の整理、パートナーについて、オナニーによる性感帯開発など、深イキのために重要となるさまざまなコツ・ポイントを見ていきましょう。

十分な前戯で興奮を高めておく

男性とのセックスで陥りがちなのが、前戯の時間が短くなりやすいということです。男性は男性器が勃起したらすぐに挿入したがりますが、それで女性が深イキできることはほとんどありません。

深イキするためには、十分に前戯を行って興奮を高める必要があります。できれば前戯の段階で1回イッておくと良いでしょう。(前戯の段階では浅イキ・軽イキで問題ありません)

前戯の段階でイッておくことで、その後の感度が上がりますし、女性の膣内でバルーン現象が起きます。

バルーン現象とは、女性が興奮したときに膣内が風船のように広がる現象のことを言います。このとき子宮の位置が通常よりも入り口方向に移動するため、男性器で物理的に膣の奥を刺激しやすくなるのです。(このような状態を「子宮口が降りてくる」と表現することもあります)

深イキのポイントとなる2つの性感帯

深イキするためには膣内を刺激する必要がありますが、具体的にどこを刺激すれば良いのでしょうか? それを理解せず闇雲にピストン運動しても深イキはできません。

深イキするために刺激が必要となる部位は、次の2つです。以降の解説でも、これら2つの性感帯を軸にしてお話していきます。

Gスポット

AGスポットの場所

膣に中指を入れて、関節をお腹側に折り曲げた位置にあるザラザラした部分のことです。男性にも広く知られている非常に有名な性感帯で、AVなどでもGスポットを刺激する描写は多く見られます。

位置について詳しい情報は下記のツイートでも紹介していますので参考にしてください。

ポルチオ

ポルチオの位置がわかるイラスト

膣の1番奥にある、子宮と膣壁の境界線部分のことです。Gスポットと比較すると若干マイナーですが、快感の度合いは引けを取りません。よく「奥を突かれるのが気持ちいい」という女性がいますが、これはポルチオが刺激されているためです。

また、ポルチオの開発方法を紹介している以下のツイートもぜひご覧ください!

深イキしやすい体位で試す

セックスで深イキするためには、男性器の膣への挿入が必要不可欠。そのためどのような体位を選ぶかは非常に重要です。

体位によって、女性が深イキしやすいものとそうでないものがあります。以下で特に深イキしやすい体位をまとめました。

ポイントは、Gスポットとポルチオという2大性感帯を刺激できるかどうかです。人によってどの体位が1番効果的か違うため、いろいろ試してお気に入りを見付けてください。

正常位

正常位がわかるイラスト

男女が寝たままお互いに向かい合って挿入します。男性が腰を動かしやすく、膣の奥まで挿入できてポルチオを刺激しやすいなど、もっとも基本的でありながら万人におすすめの体位です。

特に膣の位置がお腹側に寄っている「上付き」の女性だと、男性器を挿入する角度がぴったり合って奥まで挿入しやすくなります。

正常位にはさまざまなバリエーションがあって、四十八手でも「柵(しがらみ)」「達磨返し(だるまがえし)」などがありますが、その中でもやはり膣に深く挿入できるものが望ましいでしょう。

正常位の具体的なやり方・バリエーションなどの情報は次のページで詳しくご解説しているため、ぜひとも参考にしてみてください。

寝バック

バックの体位がわかるイラスト

女性がうつ伏せに寝て、男性が覆い被さるという体位です。

挿入する角度の都合上、お腹側にあるGスポットを刺激しやすい点が魅力。特に膣の位置がお尻側に寄っている「下付き」の女性におすすめです。

寝バックの具体的なやり方・バリエーションなどの情報は次のページで詳しくご解説しているため、ぜひとも参考にしてみてください。

屈曲位

屈曲位の体位がわかるイラスト

女性が仰向けになったまま足を持ち上げて、男性が挿入するという体位。女性の持ち上がった足は男性の肩に乗せるのが基本です。

正常位の派生形ですが、足を持ち上げることで膣口が持ち上がってより深くまで挿入しやすくなります。「下付き」の女性でもポルチオを刺激しやすく、奥を突かれるのが好きな女性全般におすすめの体位です。

正常位などの基本的な体位と比較すると少しアクロバティックで難易度が高いため、やり方をしっかり押さえた上で挑戦しましょう。

そんな屈曲位の具体的なやり方・バリエーションなどの情報は次のページで詳しくご解説しています。

騎乗位

騎乗位がわかるイラスト

男性が仰向けに寝て、女性が馬乗りになって挿入します。

膣にまっすぐ突き立てるように挿入できるため、ポルチオイキしやすい体位です。何より、今までご紹介してきた体位と違って女性自身が自由に動けますから、自分で気持ちいいように動きたい女性、攻められるよりも攻めるほうが好きな女性などにおすすめです。

一方、自分で動かなければ気持ちよくなれないため、ある程度動き方が分かっていないと体位の真価を発揮できません。しっかりやり方を予習して、ある程度練習した上でチャレンジしましょう。

そんなの具体的なやり方・バリエーションなどの情報は次のページで詳しくご解説しています。

騎乗位について紹介している記事はこちら

セックスに集中できる環境・体調作り

女性が深イキできるかどうかは、肉体的な刺激だけでなく精神的な要素も大きく関わってきます。

セックスの前には、リラックスしてエッチに集中できるようにセッティングしておきましょう。具体的に次のようなものがあります。

  • マッサージして血行を良くしておく
  • スマホの着信などをオフにしてエッチ中に邪魔されないようにする
  • やるべきことを済ませてエッチ中に余計なことを考えないようにする
  • 部屋を掃除して臭いなどで気が逸れないようにする

パートナーとの信頼関係も大切

深イキするためには女性の努力が必要になりますが、自分1人が頑張っても深イキはどうしても難しいもの。パートナーの協力は必須となるでしょう。

大前提として、セックスの相手は信頼できるパートナーであることが重要です。上の項目では精神的な要素も大きく関わるとご説明しましたが、気を許せない相手だと緊張のせいでイクことすら難しくなってしまいます。

セックスでより気持ちよくなれるよう、前戯を十分にしてもらったり、気持ちのいい体位をいろいろ試せるように協力してもらいましょう。

オナニーで深イキの感覚をつかむ

深イキできるかどうかは意外と「慣れ」が重要です。慣れるほどセックスの回数を確保できない場合は、オナニーで慣れるのが1番でしょう。

しかし、ただ何となくオナニーすれば良いというわけではありません。「クリトリスを触ってすぐに浅イキしておしまい」というファストオナニーではなく、じっくり性感を高めてGスポットやポルチオを刺激するスローオナニーを行う必要があります。

※ただし「クリトリスを触ってはいけない」というわけではありません。クリトリスなどで性感を高めた上で、Gスポットやポルチオなどを刺激していきます。

そんなオナニーでぜひとも使いたいのがラブグッズです。自分の指ではGスポットやポルチオを刺激しにくいですから、バイブが役に立ちます。

そこで、深イキの感覚をつかみやすい、おすすめのバイブをご紹介していきます。なおバイブを購入するときは、併せてローションも準備してください。

マリンビーンズ・スカイビーンズ

直線的な形状のオーソドックスなバイブ。オナニーでもセックスでも使える汎用性の高い一品です。

またバイブの先端が若干とがった形状をしており、これが的確にGスポットを刺激してくれます。奥まで挿入すればポルチオへの刺激も可能です。

マリンビーンズ
Gスポットをピンポイントで刺激するとがった形状のヘッド部分に、クリトリスへの快感を逃さない大きめのクリバイブ!さらに本体とクリバイブだけでなく、ヘッド部分にまで搭載されたモーターでの奥への振動を直接感じることができるます。今までとは違った快感を味わってみてはいかがですか?
マリンビーンズの詳細はこちら
スカイビーンズ
女性スタッフが考え抜いたデザインで、初心者の方にも安心のサイズ感。
女性のGスポットを感じられるように、ピンポイントで先端に当たる設計にしました。自分自身が気持ちいいと感じる、スポット開発に役立ちます。
そして注目なのが、クリバイブ。クリトリスに当たる面を大きくしているので、感じてきてからバイブがズレても必ずフィットします!クリトリス部分の刺激は、ONとOFFをお好みで選べます。
スカイビーンズの詳細はこちら

スカイワラビー

ぷっくりと膨らんだヘッド部が特徴的なバイブです。このヘッド部が、ピストン運動のときにGスポットをかき出すように刺激してくれます。

ポルチオに届くほど奥まで挿入するのは難しいですが、代わりにGスポットを開発するのに特化したバイブだと言えるでしょう。

スカイワラビー
初めてでも手にしやすい可愛いデザイン。広い部分でクリトリスを刺激する特徴的なデザインとGスポットも同時に刺激して絶頂を味わえるバイブ機能付きラブグッズです。医療用にも使用されるプニプニした感触が特徴的なエストラマーを採用し、クリトリスやGスポットに吸い付くような新感覚の快楽を体験できます。
スカイワラビーの詳細はこちら

ラブザウルス

「く」の字に折れ曲がった、バイブの中でも変わった一品です。

普通バイブと言ったら直線的な形状をしているのですが、実は直線だと自分で自分の膣に入れてピストン運動するのが意外と大変です。

ラブザウルスの「く」の字に湾曲した形状だとグリップが自分の近くに来るため、挿入や電源のオン・オフ、ピストン運動などさまざまな操作がしやすくなります。まさにオナニーに特化したバイブと言えます。

なお挿入する部分自体は直線的な形状ですので、使用感は意外と素直。Gスポットにもポルチオにも使えます。

ラブザウルス
「快感の波に思いっきり浸かりたい」「身体を徹底的に磨いて、もっと感じやすい身体を目指したい」と思っている方にオススメなバイブです。 淡いブルーカラーが可愛い、恐竜のようなカギ型♪内側のポイント、中をしっかり開発したい時や、寝る前5分スピーディーに気持ち良くなりたい時に!
ラブザウルスの詳細はこちら

スローオナニーについては下記の動画で詳しく説明しているので、
更に詳しく知りたい人は是非、動画を参考にしてみてください!

深イキするためのトレーニング方法を紹介

深イキの感覚をつかむためには、オナニーで経験を積むのが1番だとご説明してきました。その中でも特に意識したいのがGスポットとポルチオへの刺激です。

そこで、これらの性感帯をどのように刺激すれば良いのかご紹介していきます。

Gスポットを開発する

Gスポットを刺激するときは、バイブを部位にこすりつけるようにして刺激します。Gスポット責めに特化したバイブだと、前後にピストン運動するだけでちょうど良く刺激できます。

Gスポットは性感帯の1つではありますが、まったく開発していない状態だと「劇的に気持ちいい」とはならず見逃してしまう恐れがあります。角度を変えながらバイブを動かして「他と違う感じがする」という場所を見付けたら、クリトリスをいじりながら刺激してみましょう。

なおGスポットの開発方法については以下の動画でも詳しくご解説しています。

ポルチオを開発する

ポルチオは膣の1番奥にあるため、指ではまず届かずバイブが必須となります。バイブを膣の奥まで入れて、奥に当たったところで上下にこするように刺激してください。

ポルチオもGスポットと同じように、すぐに気持ちよくなれるわけではありませんから、クリトリスなどを触りながら開発していくのがおすすめです。

注意点は激しくピストン運動をしないこと。人によっては激しく突かれるのが好きという方もいますが、子宮口をドンドンと叩くようなピストン運動は痛みや炎症を及ぼす恐れがあります。あくまで優しくこするように刺激しましょう。

なおポルチオの開発方法については以下の動画でも詳しくご解説しています。

深イキのまとめ

男性にキスをしようとしている女性

「1度イッただけで動けなくなるほど気持ちよくなる」

そう聞くだけで、深イキが非常に魅力的に感じられる女性も多いのではないでしょうか?

Gスポットやポルチオの開発が必要不可欠など難しい部分もありますが、日々の性生活をより一層豊かにするために、ぜひとも深イキにチャレンジしてみましょう。


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