同時イキとは?どうやるの?彼と一緒にイク方法やコツを解説!
同時イキとは?本当にできるの?
同時イキとは、男性と女性がセックス中に同時にオーガズムに達することです。
同時に絶頂を迎える幸福感・満足感は、1人で迎えるオーガズムに比べて何倍も大きいもの。同時イキに憧れる方は、とても多いです。
しかし、オーガズムまでの時間や達し方が異なる男女がタイミングを合わせることは、容易ではありません。また、そもそも「中イキ」自体が未経験の女性も多くいます。
同時イキに対する男女での認識の違い
実は、同時イキに対しての認識には、男女差があります。それぞれの体の仕組みや、セックスに対する精神面の性差が、その理由となっているようです。
同時イキに対する女性の考え
「セックスで同時イキしたい」という女性は、かなり多い傾向にあります。
男性が先にイってしまうと、勃起状態がおさまったり、賢者タイムに入ったりします。すると以降、女性はオーガズムを迎えられないまま終わってしまいがちです。
さらに、女性はセックスに、肉体面だけでなく精神的な繋がりを求める傾向があります。「一緒にオーガズムを迎えることで、彼との絆を感じられる」という意見も多いです。
同時イキに対する男性の考え
男性の場合、必ずしも「同時イキしたい」と思っている訳ではないようです。
男性は、「結果として同時イキできる人は相性が良い」程度に考えている人が多いのかもしれません。
ただ、同時イキそのものに反対している意見は見当たらないため、男性も同時イキに対して肯定的であるとは言えそうです。
同時イキできない原因とは?
ラブコスメが行ったアンケート『彼と同時にオーガズムを迎えたことはありますか?』では、約40%の人が「はい」と回答。半数以上の女性が、同時イキ未経験であるようです。
出典:ラブコスメ
なぜ同時イキは難しいのか、同時イキができない原因を解説します。
原因(1)イキそうと伝えたら動きを変えられた
女性が「イキそう」と伝えた瞬間、男性が動きを変えてしまうことで、女性がオーガズムを迎えられないことが多々あります。これは、オーガズムを迎えるための刺激に、男女差があることが一因です。
男性は、イキそうになると、より強い刺激を与えようとする傾向があります。愛撫する力加減やピストンのスピードも、より強く・速くなることが多いようです。
一方女性は、オーガズムを迎えるまでに丁寧な刺激の積み重ねが必要。イキそうなときの刺激を続けることで、オーガズムに達しやすい傾向があります。
オーガズムを迎えるまでの性差を理解できていないことが、同時イキできない原因であるとも言えるでしょう。
原因(2)イクまでにかかる時間がズレている
基本的に、男性より女性の方が、オーガズムまでに時間がかかります。特に愛撫が不足していると、女性が挿入後にオーガズムを迎えられない場合が多いです。
下記の図は、「オーガズム曲線」と呼ばれる、時間経過における「快感度合いの変化」と「ピークのタイミング」を表したものです。
この差を上手く埋められれば、同時イキも夢ではありません。
原因(3)そもそも中イキができない
そもそも中イキができない女性は、当然同時イキもできません。中イキするためには、Gスポットやポルチオなど、膣内の性感帯を開発する必要があります。
中イキができない方は、まずはオナニーで、自分が気持ちいい場所や刺激の仕方を掴むことが重要です。
同時イキ経験者が語る!彼氏と一緒にイク方法
先に紹介したアンケートでは、半数弱の方が「同時イキを経験している」と回答しています。つまり、同時イキはコツさえつかめば意外と難しいものではないのかもしれません。
「同時イキしたことがある」と答えた経験者から寄せられた、彼と一緒にイク方法を紹介します。
方法(1)前戯の時間をたっぷりとる
一気に興奮が高まりやすい男性に対して、女性の興奮はスロースタート。挿入までにどれだけ興奮を高められるかが、同時イキを成功させるための鍵となります。
性感帯への愛撫だけでなく、キスやハグ、頭や顔を撫でるなど、スキンシップも大切です。女性がリラックスして体を預けられるよう、丁寧に時間をかけて愛撫してもらいましょう。
挿入前に一度外イキしておくと、膣内の感度がさらに高まるでしょう。愛液も多く分泌されるので、挿入後に男性も快感が得やすくなる効果もあります。
リラックスできる雰囲気作りや、いつもと違うシチュエーションの演出なども、合わせて取り入れると良いでしょう。
方法(2)男性にタイミングを合わせてもらう
オーガズムのタイミングを男性側に合わせてもらう方が、同時イキの成功率が高いです。
男性は、挿入後に快感度が一気に上昇します。一方女性は、いきなり快感度合が高まることはなく、少しずつ快感・興奮が蓄積し、「オーガズムライン(閾値)」を超えることでオーガズムを迎えます。
女性の快感の蓄積は最初から始まりますが、男性は途中から始められる分、快感蓄積のスタートとゴールのタイミングを調整しやすいのです。
方法(3)中イキしやすい体位を選ぶ
中イキしやすい体位を選ぶことも、同時イキのコツ。フィニッシュの際に、意識的に取り入れてみましょう。
体位(1)背面側位
Gスポットを刺激しやすく、男性が多点攻めできる体位です。
体位(2)寝バック
ポルチオを刺激しやすく、リラックスできる体位です。
体位(3)正常位
女性の腰の浮かせ方で、挿入の深さや角度を調整できる体位です。お互いの表情が見え、男性も射精しやすい前傾体勢となるため、まさに同時イキにぴったりの体位と言えるでしょう。
方法(4)お互いの状況を伝え合う
同時イキを成功するためには、パートナーとのコミュニケーションが欠かせません。女性の興奮度は、見た目では判断しにくい部分が多いのです。
- 今どんな状況にあるか
- どんな動きでイケそうか
- イクまでにどれくらいかかりそうか
などを、しっかりと伝えることを意識しましょう。
声を掛け合うことで安心感も芽生え、体を繋げている意識も強くなります。セックス中は、積極的に声を掛け合うことが大切です。
女性ができる!同時イキのコツ
同時イキにはパートナーの協力も必要ですが、女性ができるコツも沢山あります。同時イキしてみたい方は、ぜひ取り入れてみてくださいね!
コツ(1)中イキできるようになる
同時イキでは、男性の射精と同時に、女性が中イキすることが必須。膣内の性感帯(Gスポット、ポルチオなど)の場所や気持ちいい刺激方法を知り、男性に的確に刺激してもらいましょう。
しかし、膣内の性感帯は、気持ちよさを感じるための開発が必要です。オナニーでGスポットやポルチオの快感を磨き、中イキできる・しやすい体を目指してください!
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コツ(2)イキそうになったらクリトリスを刺激
膣内だけでオーガズムを迎えにくい方は、クリトリスへの刺激をプラスするのもおすすめです。
オーガズムに達せそうな気配を感じたら、指でクリトリスを触ったり、男性に擦り付けたりしてみてください。
もちろん、パートナーに刺激してもらうのもOK!貪欲に気持ちよくなろうとする姿を見れば、パートナーの興奮度も高まるでしょう。
コツ(3)足ピンして膣を圧迫する
脚をまっすぐに伸ばす「足ピン」状態は、膣内が圧迫され、下半身に力が入りやすい体勢です。セックス中に実践すると、膣内の刺激をよりダイレクトに感じられ、快感が増す効果が見込めます。
脚をスムーズに伸ばしやすい、正常位や寝バックを選ぶと良いでしょう。クセになってしまうと、脚ピン状態でないとイけなくなってしまう可能性がありますので、やり過ぎないよう注意してください。
同時イキで、彼との絆をさらに強めよう!
同時イキは、簡単にできるものではありません。しかし、大好きな彼と同時にオーガズムに達する喜びは、とても大きいもの。
同時イキをするためにも、オナニーで中イキの感覚を掴み、膣内の感度を磨いておきましょう。一緒にイくことができれば、きっと2人の絆もさらに強まるはずですよ!