女性の性感帯はどこ?気持ちよくなれる場所と開発方法まとめ
- 性感帯とは?触れば気持ちよくなれるの?
- 外性器・外陰部にある性感帯
- 膣内にある性感帯
- バスト周辺にある性感帯
- その他の性感帯
- ここも気持ちいい!連想性感帯・愛感帯とは?
- 性感帯開発は「気持ちよくなりたい」気持ちが大切
性感帯とは?触れば気持ちよくなれるの?
性感帯とは、刺激することで性的快感や興奮を得やすい部位のことです。触って「気持ちいい」と感じられる性感帯なら、上手く刺激すればオーガズムに達することもできるでしょう。
一方で、快感を得られる性感帯や気持ちいい触り方には個人差があり、触れば必ずしも気持ちよくなれる訳ではありません。セックスやオナニーで刺激を与えて開発することで感度が高まり、より快感が得やすくなります。
女性の主な性感帯はどこ?
男女問わず、性器周辺には特に感じやすい性感帯が集中しています。神経が多く通っている場所は刺激に敏感なため、性的快感やオーガズムが得やすいのです。
女性の主な性感帯は、性器やその周辺、バスト周りにあります。代表的なものでは、
- クリトリス
- Gスポット
- 乳首
などが、女性の代表的な性感帯とされています。実際に触れて感じる場所を探っていけば、きっと自分の性感帯が見つけられるはずですよ!
性感帯開発のポイントと注意点
「性感帯開発」とは、性感帯への刺激を重ねて快感を得られるようにすることです。最初はくすぐったいと感じる部位や、気持ちよさが分からない部位でも、継続的に刺激することで性的興奮やオーガズムが得られるようになっていく場合があります。
場所にもよりますが、性感帯の開発には時間がかかります。すぐに気持ちよくなれなくても、
- 触り方やシチュエーションを変える
- リラックスした状態で刺激する
- 「気持ちよくなりたい!」と前向きに快感を得る
などの工夫を重ねていけば、次第に快感が得られるようになっていくでしょう。性感帯の正しい場所や触り方を知ることが、よりスムーズに開発を進めるヒントになります。
外性器・外陰部にある性感帯
神経が多く通っている性器周辺の性感帯は、1人でも2人でも比較的触りやすく、快感を得やすい部位が多いです。ひとりエッチの入門としてもおすすめです。
いずれの部位も繊細な部位ですので、乾いた状態で触ると痛みが生じやすいです。興奮を高めて潤いを引き出したり、ローションやラブコスメを活用したりして、摩擦を軽減すると良いでしょう。
性感帯(1)クリトリス
神経が集中しているクリトリス(陰核)は、明確に強い快感が得られる性感帯です。陰唇を開くと、デリケートゾーンの1番手前側にある6mm程度の突起部分が見つかります。女性の性感帯の中でも、特に快感が掴みやすい部位です。
刺激しやすい場所にある敏感な性感帯ですので、1人でも2人でも指やラブグッズでの刺激が簡単に楽しめます。ローターや電マだけでなく、オーラルのような刺激を楽しめる吸引ローターも人気です。
性感帯(2)Uスポット
Uスポットとは、クリトリスを除く外陰部の上半分のエリアです。狭い範囲ですが、男性の尿道海綿体と同じような気持ちよさが感じられるとされ、刺激すると膣内でオーガズムを迎える「中イキ」を誘発しやすい部位です。
Uスポットには、圧迫と振動の刺激がおすすめ!指の腹やラブグッズで優しく押し込みながら、振動刺激を与えてみましょう。刺激が強過ぎる場合は、下着の上から焦らすように触るのもおすすめです。
性感帯(3)カリナ
カリナとは、尿道から膣の間の部位を指します。Uスポットと同様に、中で感じにくい方でも中イキに繋がる可能性のある性感帯です。クリトリス以上に感じる方もいるほど、強い快感を得られる可能性を秘めています。
非常にデリケートな部位なので、指先や舌先で焦らすように刺激すると良いでしょう。ペニスの挿入時に擦れる部分でもあるので、開発することでセックス時にオーガズムが迎えやすくなるかもしれません!
性感帯(4)アナル
アナルとは、お尻の穴(肛門)のことです。触れると悪寒のようなゾクゾクとした感覚に襲われますが、快感を楽しむには向き不向きのある性感帯です。優しく触れてみて嫌悪感がなく、膣が濡れてくるのであれば、開発に挑戦してみても良いでしょう。
アナルは膣のように自然に濡れる部位ではありませんので、必ずローションを使用します。まずは入り口部分をほぐすように優しく刺激し、慣れてきたら指を挿入します。衛生面のケアのためにも、指用サックやアナル用のラブグッズを活用するのがおすすめ!
アナルだけでオーガズムに達するのは難しいです。クリトリスなど他の性感帯を同時に刺激しながら、時間をかけてゆっくりと開発してみてくださいね。
膣内にある性感帯
膣内にも、様々な性感帯があると言われています。ラブタイムでの挿入時に刺激される場所ですが、すぐに快感を掴めない場合も少なくなく、「中イキしてみたい!」「彼と一緒にイってみたい!」と思っている方が多いです。
膣内の性感帯は、開発を重ねて感度を磨くことで真価を発揮します。ひとりエッチで指では刺激できない部分もありますので、パートナーやラブグッズの力を借りながら、じっくりと快感を探ってみましょう。
性感帯(5)Gスポット
Gスポットは、恥骨の内側の膣壁にあるとされる、クリトリスに次いで知名度の高い性感帯です。場所や範囲に個人差がありますが、一般的には膣の入り口から3cm付近の場所に、10円玉程度の範囲にあると言われています。
Gスポットにリズミカルで適度な圧迫を与えると、快感を得やすいです。膣のお腹側に優しく圧をかけながら「トントン」と刺激したとき、下半身から力が抜けるような感覚や尿意のようなムズムズ感があれば成功まであと一歩!
なかなか気持ちよさが掴めない場合は、同時にクリトリスを刺激するのもおすすめです。Gスポットへの刺激に特化したバイブを活用するのも良いでしょう。
性感帯(6)ポルチオ
ポルチオとは、膣と子宮の間にある子宮頸部の、膣側に出っぱった子宮口部分を指します。膣の突き当たり周辺にある、上下左右にぽっこりと膨らんだ性感帯です。
ポルチオへの刺激によるオーガズムは、他の性感帯に比べ強く深いことが特徴です。「奥イキ」「深イキ」「連続イキ」などが味わえるとされ、「究極の性感帯」とも呼ばれています。しかし、ポルチオで快感が得られるようになるまでには十分な開発が必要です。
下腹部あたりを圧迫しながら奥を刺激したり、クリトリスと同時に刺激したりすると、少しずつ快感が得られるようになるでしょう。女性が自分の指では触りにくい部分ですので、バイブやディルドなどのラブグッズを使うのがおすすめです。
性感帯(7)Aスポット・AGスポット
AスポットまたはAGスポットとは、Gスポットの2cmほど奥、ポルチオの少し手前のお腹側にあるとされる性感帯です。一説では、Gスポットを越える性感帯だとも言われています。
この性感帯は、ペニスを挿入した際にカリ部分が擦れる場所でもあります。Gスポットの少し奥を、お腹側に軽く圧をかけたり擦ったりするイメージで刺激すると、場所や気持ちよさの感覚が掴みやすいでしょう。
性感帯(8)Tスポット
Tスポットとは、Gスポットより手前側の、膣内のかなり浅い部分にあるとされている性感帯。指を恥骨と並行に滑らせながら膣に挿入し、第2関節まで入れた際に指先が当たる膣壁周辺です。
女性が自分の指で刺激しやすいため、開発のハードルが低いことがメリット!特に、クリトリスでオーガズムを迎えた後の刺激がおすすめです。奥への刺激が怖い場合や痛みを感じる方でも、比較的挑戦しやすいでしょう。
バスト周辺にある性感帯
バストの性感帯と言えば乳首がおなじみですが、実は他にも多くの性感帯があります。バストの性感帯を開発すると、胸だけでオーガズムに達する「胸イキ」や「乳首イキ」を体験できることもあるようです。
愛撫してもらうことも多い部位ですので、自分の感じる場所や触り方を知っておくと、ラブタイムもさらに楽しめるようになるでしょう。
性感帯(9)乳房全体
乳房自体は、ほとんどが脂肪でできているため、比較的鈍感です。しかし、胸を触ることによる精神的な興奮や、乳首にあえて触れない焦らし効果で快感が得られるパーツでもあります。
指先やラブグッズで焦らすように撫でると、ゾクゾクするような感覚を味わうこともできます。特に、バストの下の付け根部分であるアンダーバストは、神経が近くにあるため敏感です。
性感帯(10)乳首
乳首は、バストの中で最も感度が高い性感帯です。非常に敏感な部分でもあるので、十分に興奮が高まってから優しく触れ、徐々に刺激を強くしていくと良いでしょう。
乳首周辺にある乳輪部分も、性感帯の1つ。円を描くように乳輪から乳首をなぞったり、バスト用のラブグッズを使ったりなど、好みの刺激の強さや触り方を探してみてください。
ほどよいフィット感でピンポイントに刺激し、「焦らされている」ような感覚を体験。
性感帯(11)乳腺
乳腺とは、乳首から胸の端へ放射状に連なっている、母乳の通り道です。興奮が高まったり開発を重ねたりすることで、性感帯として快感が得られる場合があります。
乳房全体を持ち上げ、バストの奥まで振動が伝わるように揉んだり揺らしたりすると、じんわりと気持ちよさが感じられるでしょう。
性感帯(12)スペンス乳腺
スペンス乳腺とは、乳房と脇の境目部分のこと。神経やリンパが密集しており、「バストのGスポット」とも呼ばれる部位です。マッサージのように優しくさすると、人によってはバストでのオーガズムを感じられるほどの強い快感が得られます。
最初はくすぐったさを感じますが、経験や開発を重ね気持ちよさが掴めれば、「胸イキ」が目指せるかもしれません。ラブローションやオイルで滑りを良くしたり、他の性感帯と同時に刺激すると、快感が掴みやすくなるでしょう。
性感帯(13)ミルクライン
ミルクラインとは、脇の下のくぼみから乳首を経由した、恥骨までの緩やかなVラインのこと。このライン上に、部分的に性感帯があると言われています。マッサージをするように軽く撫で、気持ちいいと感じられる部分を探してみてください。
その他の性感帯
デリケートゾーンやバスト以外にも、性感帯は存在します。ここで紹介した部位以外にも、人によって様々な性感帯がありますので、自分が「気持ちいい」と感じられる場所を追求してみましょう!
性感帯(14)唇・口内
キスをして「気持ちいい」と感じたことがある方は多いはず。唇や口の中も性感帯だと言われています。特に、
- 上顎
- 舌の付け根
は、口内でも特に強い快感が得られる性感帯です。舌先でそっと舐めるように刺激すると、強い快感が得られるでしょう。
ここも気持ちいい!連想性感帯・愛感帯とは?
普段触られてもくすぐったかったり感じにくかったりするのに、興奮している時やラブタイムで触られると、気持ちいい・ゾクゾクする・愛情を感じる部分のことを「連想性感帯」や「愛感帯」と呼びます。
- ラブタイムで触ってもらう
- 性感帯と同時に触る
- じっくり開発する
などを重ねることで、独特の気持ちよさが得られたり、快感が増幅してオーガズムを迎えやすくなったりするかもしれません。ぜひ、ラブタイムやひとりエッチにも取り入れてみてくださいね!
主な連想性感帯・愛感帯
連想性感帯で快感が得られるかどうかは、通常の性感帯と同様個人差があります。ひとりエッチやラブタイムで、性感帯に触る前に焦らすように触れてみたり、優しく撫でてみたりして、気持ちよく感じられるかどうかチェックしてみましょう。
ここからは、全身の各部位ごとに、代表的な連想性感帯・愛感帯を紹介します。
首から上にある連想性感帯・愛感帯
- 耳
- 首筋
- 頭
- 髪
耳や首筋は、全身の中でも特に強い快感が得られる連想性感帯です。ゾクゾクするような刺激が味わえるため、ラブタイムに取り入れる方も多いようです。
頭や髪は、パートナーに撫でられることで、愛情を感じやすい部位。ラブタイム中に触れてもらうと、興奮度がアップするかもしれません。
ボディにある連想性感帯・愛感帯
- 脇の下
- お腹
- 脇腹
- 背中
- お尻
- 恥骨
バストやデリケートゾーンがあるボディ部分にも、探してみると快感が得られるパーツは多いのです。特に、恥骨や背中、お尻などは、焦らすように撫でられてゾクゾクした経験がある方も少なくないでしょう。
最初はくすぐったいと感じるかもしれませんが、独特の気持ちよさが掴めれば、快感の起爆剤になるかもしれません。
手足にある連想性感帯・愛感帯
- 手
- 足
- 内もも
- 膝の裏
手や脚・足にも、多くの連想性感帯があります。デリケートゾーンに近い内もも部分は、焦らしプレイにもぴったりなパーツ。ひとりエッチで気分を高めるために触れるのもおすすめです。
性感帯開発は「気持ちよくなりたい」気持ちが大切
このように、実は全身に「気持ちいい」と感じられる性感帯が秘められています。もちろん個人差はありますが、ひとりエッチやラブタイムで経験を積み、気持ちよさを掴んでいくことで、より強く深い快感が得られるようになっていくでしょう。
「くすぐったい」「怖い」「本当に気持ちよくなれるの?」とネガティブな感情でいると、体も緊張し、快感のサインを見逃してしまいます。リラックスして、積極的に快感を得ようとすることで、きっとあなた自身の性感帯が発見できるはず!
ひとりエッチやラブタイムをもっと楽しむためにも、ぜひ自分の体と向き合ってみてくださいね。