濡れやすい原因は体質?濡れやすい女性の特徴や濡れやすくなる方法を解説!

濡れやすい原因は体質?濡れやすい女性の特徴や濡れやすくなる方法を解説!

目次

女性が濡れる理由とは?メカニズムを解説!

女性が濡れるためには、いくつかの条件や理由があります。女性の膣を濡らす「愛液」の役割や、どういった仕組みで濡れるのかを解説します。

膣から分泌される「愛液」とは?

女性器は、「膣液」「愛液」などと呼ばれる、膣分泌液によって潤います。血液に含まれる血漿(けっしょう)などの液体成分を主とした、アルカリ性の無色透明な液体です。

性的な興奮時以外に分泌されるのは、「愛液」ではなく「おりもの(子宮菅粘液)」。膣内の自浄効果を担っている、通常弱酸性の白または黄色っぽい液体です。環境や条件によって、アルカリ性に傾くこともあります。

なんのために濡れるの?愛液の役割

愛液には、主に2つの役割があります。

役割(1)性行為の痛みの軽減

膣内が十分に愛液で満たされると、ペニスを挿入したり動かしたりしても、痛みや違和感が生じにくいです。むしろ感度が高まり、気持ちいいと感じやすくなります。

役割(2)精子を子宮に届きやすくする

膣内は通常酸性の環境ですが、精子は酸性の環境で生きられません。女性の膣がアルカリ性の愛液を分泌することで、精子は膣内でも生きられるようになります。また、愛液によって膣内がプール状になると、精子が子宮に進みやすくなります。

なぜ濡れるの?愛液が出るメカニズム

女性器が濡れる理由として、「生理反応」と「防御反応」の2種類が挙げられます。

理由(1)性的刺激や性的興奮による生理反応

精子を迎えやすくするために、性的な刺激や興奮によって起こる生理反応です。セックス時やオナニー時だけでなく、妄想中や動画・漫画などの視聴時などにも起こります。

理由(2)挿入による痛みを和らげるための防御反応

挿入により膣内が傷付かないように起こる、防御反応です。女性の体を守るために、興奮度に関係なく愛液が分泌するため、同意のない性交渉であっても濡れるケースがあります。

女性が濡れるきっかけとは?濡れるための条件

ラブコスメが女性を対象に行った「あなたは濡れやすいですか?」というアンケート調査によると、「かなり濡れやすい」「濡れやすい方だと思う」と回答した人は全体の8割以上にものぼりました。

アンケートキャプチャ出典:ラブコスメ
女性器が濡れるためには、単なる性的刺激以外にも、さまざまな条件があります。

条件(1)濡れやすい体質・生活習慣

  • 汗をかきやすい
  • 水分を多く摂っている
  • 血行が良い
  • 性的刺激に敏感

など、体質的に濡れやすい方は一定数います。先天的な部分もありますが、日頃の生活習慣の影響も大きいです。

条件(2)生理周期

濡れやすさは生理周期とも深く関係しています。女性の生理周期は、

  • 卵胞期
  • 排卵期
  • 黄体期
  • 生理期

の4つに分かれています。

この中で最も性欲が高まるのが、エストロゲンの分泌量が最も盛んになる「卵胞期」です。メンタルも安定しやすく、セックス時にもいつもより濡れやすくなります

反対に、「黄体期」はエストロゲンの分泌が少なく、心身ともに不調になりやすい時期。いつもより濡れにくくなる傾向があります。

条件(3)精神的な性的刺激

  • お酒を飲んで開放的な気分になったとき
  • ドラマ・映画・漫画などでドキドキするシーンを観たとき
  • 好きな人と手を繋ぐなど触れ合ったとき

など、日常生活でもさまざまなシチュエーション下で愛液が分泌されます。セックスを連想させる出来事によって「セックスしたい」という生理反応が起きるだけでも、愛液は分泌されるのです。

条件(4)物理的な性的刺激

  • パートナーの愛撫による刺激
  • セルフプレジャーでの刺激
  • 性感帯への圧迫や振動

など、物理的な性的刺激によっても、愛液が分泌されます。自転車のサドルや机の角に女性器が当たるだけで、思いがけず濡れてしまう場合もあるようです。

濡れやすい体質は恥ずかしい?

ラブコスメが実施した「濡れすぎることに「恥ずかしい」と感じますか?」というアンケート調査では、「はい」と回答した人が約43%。「いいえ」と回答した人が約57%となり、ほぼ半々に分かれる結果となりました。

出典:ラブコスメ
濡れやすい体質の女性が多いものの、濡れることを恥ずかしいと感じる女性も少なくありません。

濡れやすいのは恥ずかしい派の意見

濡れ過ぎることが恥ずかしい」と回答した女性からは、

なんとなく、エッチだと思われそうだから

「これだけで濡れたの?」と思われそうだから

エッチに興味ないって言ってるのに、実は…みたいな感じになりそう

など、「セックスに積極的な女性だと認識されるのが恥ずかしい」という回答が多く寄せられました。他にも、

感じてるのがバレてるのかな?と思うと恥ずかしくなります

すごく自分が待っている状態みたいで恥ずかしい(図星だから?)

のように、感じていることがバレるのを恥ずかしがる声も。感じやすい女性だと思われるのが苦手な方も多いようです。さらに、

入れても大丈夫と思わせているかも。実は痛い…

濡れ過ぎ→経験豊富→過去に多数と経験?と思われそう

シーツとか染みになったらどうしようと思うと恥ずかしくなる

という回答も見られました。女性にとって不利益な状況になることを不安がる方も一定数います。

濡れやすいのは恥ずかしくない派の意見

反対に、濡れ過ぎることは恥ずかしくないと答えた女性の回答を見てみると、

悪いことだとは思わないし、相手が喜んでくれるから

当然の身体の反応だから。彼氏もよろこびそう

それだけ相手の事を愛し、感じているから

など、体にとって当然の反応として受け入れている女性が多いことや、女性が濡れることでラブタイムの興奮度が上がることがわかります。また、

気持ち良いという身体の意思表示

あなたに対してこれほど感じてるんだよっていう証

言葉ではいえない「したい」気持ちを身体が伝えてくれている

というように、恥ずかしくて言えない気持ちを示す愛情表現として、濡れる現象を受け止めている方も多く見られます。

相手も安心してくれそうだし、滑りやすくて良さそう

挿れる時の潤滑油になるから

など、摩擦による痛みが軽減される効果を挙げる声も。

いずれも、濡れること自体を肯定的に考える意見が目立ちました。実際に、濡れやすい女性は愛撫時や挿入時に快感を覚えやすく、セックスタイムが充実する傾向があります。

濡れやすい女性に対する男性の本音を紹介!

多くの男性が、濡れやすい女性を支持する傾向があります。男性が濡れやすい女性を好む、主な理由を紹介します。

本音(1)気持ちいい

濡れることで挿入がスムーズになるため、男女ともに快感を得やすいです。ローションや潤滑剤をつける必要がなく、興奮した状態のまま挿入が楽しめます。

本音(2)興奮する

肉体的な快感だけでなく、

  • 視覚的な興奮が得られる
  • 愛液の音で興奮する
  • 自分にそれだけ興奮してくれていると感じる

というように、視覚・聴覚・心理的な興奮度も高まります。

本音(3)恥ずかしがる姿が可愛い

  • 可愛い
  • 守ってあげたくなる
  • 自分にしか見せない姿を見せてくれて嬉しい

など、女性が恥ずかしがっている姿も、男性の興奮要素の1つ。特にSっ気の強い男性の場合、「なんでこんなに濡れてるの?」と、思わず言葉責めをしたくなってしまうかもしれません。

本音(4)自信が持てる

男性は、女性が濡れていることで、自分とのセックスに前向きであると感じる傾向があります。男性は「自分を受け入れてくれている」と思い、自己肯定感が高まるでしょう。

女性が濡れいていると、多くの男性は「自分が彼女を気持ちよくさせた」と感じます。女性が濡れることは、男性自身の体やセックステクニックへの自信にも繋がります。

自然に濡れやすくなる方法はある?

体質的な部分もありますが、ある程度自然に濡れやすい体を作ることも可能です。濡れにくいことに悩んでいる方は、ぜひチェックしてみてください。

方法(1)セックスや快感に対しポジティブになる

濡れやすい女性は、感情に素直でリラックスするのが上手いと言われています。反対に、濡れにくい女性は、緊張や不安によるストレスを感じやすく、感情を素直に表せない方が多いようです。

女性の性的快感は、精神面に大きく影響されます。気持ちよくなることを怖がったり、緊張し過ぎてしまったりしていると、快感を得にくいです。まずは、セックスや快感に対して、ポジティブな気持ちを持つことが大切です。

方法(2)たっぷりと水分補給をする

愛液は、体にある水分が多いほど出やすくなります。濡れにくい場合、体の水分が不足している可能性があります。日頃の水分補給を見直してみると良いでしょう。

方法(3)オナニーで快感に慣れておく

快感を自然に受け入れるためにも、セルフプレジャーで快感を楽しむことも大切。自分が気持ちいいと感じられる場所や触り方を、存分に探ってみてください。

気持ちよく感じられる触り方が掴めると、性的快感を覚えやすくなり、自然と濡れやすくなっていきます。

方法(4)性器周辺の筋肉を鍛える

愛液は血液に含まれる成分を主体としているため、血行が悪いことで濡れにくくなっているケースもあります。特に、デスクワークなどで運動不足な方は要注意。

  • スクワットなど、下半身のトレーニング
  • 性器などを支える骨盤底筋を鍛える「膣トレ」

などを習慣にし、性器周辺の血行を改善してみてください。

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方法(5)ローションを活用する

どうしても濡れにくい方や、体調などで一時的に濡れにくい場合は、ローションや潤滑ジェルを活用しましょう。摩擦による違和感や不快感が軽減されることで、快感を得やすくなることも期待できます。

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濡れやすいメリットは多い!気にせずラブタイムを楽しんで

  • 挿入がスムーズになる
  • 男女ともに快感が得やすい
  • ラブタイムを盛り上げられる
  • 妊娠しやすい

など、女性が濡れやすいことには多くのメリットがあります。体質による部分もありますので、決して恥ずかしがる必要はありません

濡れやすさは、習慣や生理周期にも影響を受けます。濡れにくいことで悩んでいる方も、ここで紹介した改善方法を取り入れながら、前向きに自分の体と向き合ってみてくださいね。

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