セックスで濡れない原因とは?濡れにくい・乾きやすい理由と対策を解説!
女性がセックスで濡れない原因とは?
女性の膣が濡れる仕組みは、さまざまな要因に影響を受けます。
ラブコスメが行った「いつもより『濡れない』と感じる日はありますか?」というアンケートによると、約78%の女性が「はい」と回答。多くの女性が濡れにくい経験をしていること、同じ女性でも濡れやすさが日によって異なることが分かります。
どうしてセックス中に濡れないという現象が起きてしまうのか、その主な原因を解説します。
原因(1)精神的な理由で濡れない
- セックスに対し緊張している・不安がある
- 仕事や育児などに気がかりや心配事がある
- パートナーに対し疑念や不満がある
- セックス自体が好きではない
など、精神的な理由で濡れないケースがあります。快感に集中できなかったり、気分が乗らなかったりするだけでも、いつもより濡れにくさを感じることがあるのです。
原因(2)身体的な理由で濡れない
- 睡眠不足
- 疲労
- 水分不足
- 過度な空腹・満腹・飲酒
など、身体的な理由で濡れにくくなることがあります。特に心配事や緊張がないにもかかわらず、一時的な潤い不足を感じる場合は、このケースに当てはまる可能性が高いでしょう。
原因(3)開発不足により濡れない
性感帯の開発が不十分で、そもそも快感が得られていないと、濡れにくいと感じることが多いです。特に膣内の性感帯は、快感を掴むための開発が必要。愛撫時には十分に濡れても、挿入後に濡れなかったり乾きやすさを感じるケースもあります。
原因(4)愛撫不足・テクニック不足で濡れない
性的な刺激を受けなければ、女性の膣は濡れません。挿入後のピストンの仕方や体位が合わず、乾いてきてしまうこともあります。気持ちいいと感じる場所を、十分かつ的確に刺激してもらう必要があります。
原因(5)産後・病気・年齢・薬などにより濡れない
- 出産や加齢などに伴うホルモンバランスの変化
- 薬の副作用
- 冷え性などの体質
- 動脈硬化症などの病気
- ラテックスアレルギー
などで、濡れにくくなるケースがあります。思い当たる状態や症状がある場合や、どのように刺激しても濡れにくい場合は、この原因に当てはまるかもしれません。
セックスで濡れない場合の対策・解決方法10つ
女性の濡れやすさには個人差があり、心身のコンディションによっても変わります。自分の濡れにくい原因に合わせて、無理のない範囲で適切な解決策を取り入れてみましょう。
解決策(1)リラックスした状態を保つ
セックスに慣れていない方や、精神的な原因によりセックスに没頭できない方は、リラックスした状態を保つよう意識するだけでも改善する可能性があります。
- 好みのアロマを使う
- 部屋の照明を暗めにする
- スマホや電子機器の電源を切っておく
- 2人きりで快感に没頭できる場所を選ぶ
などで環境を整えると、セックスに集中しやすくなります。
経験が少なく不安がある場合は、キスをたくさんしてもらったり、正常位や騎乗位など彼の顔を見ながら楽しめる体位を取り入れるのもおすすめです。
解決策(2)生活習慣を改善する
- 十分な水分の摂取
- 規則正しい生活
- バランスの良い食生活
- ストレス解消
- 入浴やストレッチ
など、生活習慣を整えることも、濡れにくさの改善に繋がります。愛液は水分でできていますので、普段からしっかりと水分を摂取することが重要です。
セックス自体にもストレス解消効果は期待できますが、そもそも心身のコンディションが悪いと、快感に集中することができません。疲れているときは無理にセックスせず、生活習慣を整え、まずはしっかりと体を休めましょう。
解決策(3)オナニーや膣トレで感度を磨く
オナニーや膣トレを習慣化することで、感じやすさがアップしていきます。性感帯が開発できるだけでなく、「気持ちいい」と感じられる場所や触り方を具体的に知ることもできます。
膣トレを行うと、女性器を支えている「骨盤底筋」と呼ばれる筋肉が鍛えられ、パートナーとの密着度が高まります。女性側だけでなく男性側も快感が高まりますので、気になる方はぜひ取り入れてみてください。
解決策(4)スローセックスを取り入れる
スローセックスとは、時間をたっぷりかけ、オーガズムよりも精神的な繋がりを重視するセックススタイルです。十分な前戯と精神的な満足感や安心感を得ることで、濡れやすさや感じやすさに繋がります。
前戯不足で濡れない方はもちろん、ピストンが激し過ぎて乾いてしまう場合や、セックスに慣れておらず不安や緊張を感じる方にもおすすめです。
解決策(6)好みのシチュエーションやプレイを取り入れる
愛液の分泌量は、女性の興奮度も大きく影響します。セックスが楽しめていない場合や、マンネリ化してしまっているカップルは、好みのシチュエーションやプレイを取り入れてみるのも良いでしょう。
- セックスする場所を変える
- SM要素を取り入れる
- アダルトグッズを使ってみる
- コスプレやイメージプレイに挑戦する
など、いつもと違うプレイを試してみてください。あなたが好きなAV作品を彼と一緒に観て、「こんな風にしてみたい」と伝えるのもおすすめです。
解決策(7)パートナーと相談する
パートナーへの信頼やときめきも、濡れやすさに影響するポイント。単にセックスを充実させるだけでなく、会話やスキンシップの時間を増やし愛情を高めることも、愛液の増加に繋がるでしょう。
パートナーに不満や不安がある場合は、正直に話し合うことも大切です。彼へのネガティブな気持ちを解消することで、安心してセックスを楽しめるようになるはずですよ。
解決策(8)排卵日前後にセックスする
愛液は、体内のさまざまなホルモンが適切にバランスをとることで分泌されます。しかし、女性には生理周期があり、時期によって女性ホルモンの分泌量が変わります。
個人差はありますが、女性が最も濡れやすく興奮しやすい時期は、排卵日の前後だと言われています。このタイミングでセックスしたり、濡れにくいと言われる生理前後を避けたりすることで、濡れやすくなる場合があります。
解決策(9)ラブグッズを活用する
前戯でなかなか快感が得られない場合は、ローター・バイブ・電マなどのラブグッズを取り入れるのもおすすめです。お気に入りのグッズを彼に使ってもらうことで、いつも以上の快感が得られるかもしれません。
セックスにラブグッズを取り入れると、自然と前戯の時間も長くなる傾向にあります。特に前戯不足や彼のテクニック不足を感じている方は、ぜひ取り入れてみてください。
解決策(10)医療機関へ相談する
- 女性器に痛みがある
- 薬を服用している
- 病気で通院している
- ラテックス製のコンドームが苦手
など、濡れにくさの原因として病気・薬の副作用・アレルギーなどが疑われる場合は、主治医や薬剤師などに相談してください。自己判断での投薬の中止は、病気や症状の悪化などのリスクを伴います。市販薬については、販売店に常駐している薬剤師に確認すると良いでしょう。
濡れない・乾きやすいときのおすすめアイテム
いろいろな解決策を試してみても、すぐに濡れるようになるとは限りません。愛液不足に悩んでいる方は、ラブローションや潤滑ジェルを活用するのもおすすめです。さまざまな種類がありますので、自分に合ったものを選んでみてくださいね。
アイテム(1)LCハーバルローション
ウォーターベースの万能ローション。愛撫や前戯だけでなく、挿入のサポートにもお使いいただけます。コンドームとの併用も可能です。
ウォーターベースのローションの欠点は、乾きやすいこと。膣内が乾いてきたらローションを適宜追加し、潤った状態をキープしましょう。
アイテム(2)ラブスライド
挿入時の「滑り」に特化した、モイスチャージェル。ねっとりとした潤いとスムーズな滑りが感じられ、濡れにくい・挿入しやすい・乾きやすいお悩みをケアします。
コンドームとの併用も可能で、コンドーム着用時の摩擦やスレが気になる方にもおすすめです。
人間のようなリアルな刺激方法と音の静かさ、そして全部で250通りの刺激を楽しめるのが特徴です。
初心者さんから上級者さんまで楽しめます。
アイテム(3)ラブコスメ リュイール ホット
ラブタイムでの感度をサポートする、ベッド専用コスメ。塗ってマッサージすると、じんわりとした火照りと自然な潤いが感じられます。
彼の家やラブホテルなどに持って行きやすい、持ち運びにも便利なサイズ感も特徴。感じにくさによる潤い不足をケアしたい方に、特におすすめのラブコスメです。
1人で悩まず、濡れない原因を解消しよう!
濡れない・乾きやすいことに悩む女性は、実はかなり多いです。その原因は、体質・不安感・体調不良・病気・パートナーのテクニック不足など、さまざまです。
自分が濡れない原因を知り、適切な解決策をとることで、濡れにくさを改善できるケースもたくさんあります。ご自身でできることを試したり、パートナーと話し合ったり協力してもらったり、必要に応じて医療機関に相談したりしながら、解決を目指していきましょう。