セックスの回数や頻度の平均は?年代別の傾向や減少の理由を解説

セックスの頻度の平均は?1か月あたりの回数
セックスの頻度に悩みを抱えている方は、意外と多いです。どんなに愛し合っているカップルでも、付き合いが長くなるにつれてセックスの頻度が低下していくケースが多いです。
相模ゴム工業株式会社の調査『ニッポンのセックス』(2018年/14,100名/20代〜60代)では、気になるセックスの平均頻度が明らかにされています。
1か月あたりのセックスの平均回数は約2回
上記の調査によると、パートナーがいる20〜60代男女の1か月あたりの平均セックス回数は、2.1回となりました。年齢や性別ごとの平均回数は次のとおりです。
年代 | 男性 | 女性 |
20代 | 4.9回 | 3.7回 |
30代 | 3.0回 | 2.3回 |
40代 | 2.0回 | 1.8回 |
50代 | 1.5回 | 1.1回 |
60代 | 1.1回 | 0.7回 |
年を重ねるごとにセックス頻度は低下
年齢別に見てみると、男女共に年齢が上がるにつれてセックス頻度が低くなっています。
- 体力や性欲の低下
- 仕事の忙しさ
- 妊娠・出産・育児
- 病気・怪我
- 年齢的に「もう良い」と感じる
などが、主な理由として挙げられます。しかし、最も月の平均回数が多い20代男性でも、1か月にわずか5回程度しかセックスしていないことも明らかになりました。
結婚するとセックス回数が減る?
同調査の1か月あたりの相手の属性別セックス回数を見てみると、
- 交際相手と:4.1回
- セックスフレンドと:2.9回
- 結婚相手と:1.7回
となっており、結婚すると配偶者とのセックス回数が減少する傾向が見られます。
ラブコスメが25才以上の既婚女性に行った「配偶者とのセックスの回数の今後について、一番近いものを選んでください」というアンケートでは、「現在セックスレスで、今後もそうだと思う」と回答した方が全体の51.6%にのぼりました。
出典:ラブコスメ
詳しい理由を伺ったところ、
- 夫が子供を望んでおらず、セックスしたいと思えない
- 出産してからHをしたことがない
- もうしなくても良いかなと思う
- 子供がなかなか寝ない、すぐ起きてしまう
- パパとママとしての比重が重くなった
などの回答が多く見られます。結婚後のセックスの主な目的が「子作り」である場合、それが終わると自然とセックスの回数が減ってしまうようです。出産後に時間や体力がなくなったり、「家族」としての関係が強まったりすることも、セックス回数減少に影響していることが伺えます。
セックスレスの定義とは?
日本性科学会によれば、セックスレスとは、
“特殊な事情が認められないにもかかわらず、カップルの合意した性交あるいはセクシャル・コンタクトが一ヶ月以上なく、その後も長期にわたることが予想される場合”(日本性科学会/最終閲覧日:2020年11月8日)
と定義されています。必ずしもセックスをする必要はないものの、どちらかが問題意識や不満を持っている場合、セックスレスが離婚や浮気などに繋がるケースも少なくありません。
1日のセックスの回数の平均は?
ラブコスメのアンケート調査「エッチをする時は、1日に平均何回しますか?」によると、約8割の方が「2回以下」と回答しています。
- 1回:263名
- 2回:207名
- 3回:93名
- 4回:16名
- 5回:8名
- 6回:7名
1日あたりのセックス回数が多いタイミング
アンケートで寄せられた意見を見てみると、下記のように、1日あたりのセックス回数が多い傾向がある時期があるようです。
- 若い頃
- 付き合い始め
- 新婚・新婚初夜
- 久々に会ったとき
セックス頻度と同様、若い頃は体力や精力が十分にあり、1日あたりのセックス回数も多いようです。付き合い始めや新婚、遠距離恋愛中で久々に会ったときなど、お互いの気分が盛り上がっていると1日あたりのセックス回数が増える傾向もあります。
セックスの回数や頻度が減る原因とは?
交際期間や夫婦関係が長くなったり、年齢を重ねたりすることで、なぜセックスの回数や頻度が減るのでしょうか。さらに詳しい原因を解説します。
原因(1)セックスのマンネリ化
交際期間や夫婦関係が長くなると、セックスに刺激を覚えなくなったり、プレイに飽きてしまったりなど、セックスのマンネリ化が生じやすくなります。特に、
- セックスに対して積極的でない
- セックスを事務的に行っている
- いつも同じプレイ・流れでセックスしている
などの場合には、マンネリ状態になりやすいです。マンネリ度が高まると、自然とセックス回数や頻度が減る傾向にあります。
原因(2)パートナーに性的魅力を感じない
一緒にいる時間が長くなると、相手の魅力を魅力として感じにくくなっていく場合があります。パートナーとの愛情が、恋人や男女としてではなく、「家族」「親友」としての感情へと変化していくことで、性的魅力を感じにくくなるケースも多いです。
原因(3)体力・精力の低下
年齢を重ねるにつれて、男女共に体力や精力は衰えていきます。性欲があったとしても、体力的に「セックスしたい」と思えなくなることも少なくありません。
男性は年齢と共にED(勃起不全)のリスクが増加したり、女性はホルモンバランスの変化があったりなど、加齢に伴う体の変化もセックスレスの一因となる場合があります。
原因(4)妊娠・出産
ラブコスメが行った「出産後、セックスの回数は妊娠前と比べ変わりましたか?」というアンケートでは、「妊娠前より、出産後が減った」の回答が最も多く、過半数を占めています。
出典:ラブコスメ
- 育児や家事に時間や体力を取られる
- 子供に気づかれないよう気を遣う
- 「父・母」の役割が主となる
- 子作りの必要がなくなった
などが、主な理由として挙げられています。
原因(5)環境の変化
妊娠・出産以外でも、
- 病気
- 引っ越し
- 単身赴任
- 勤務時間の変化
- 親との同居、介護
など、セックスできる環境・状況ではなくなることも多いです。セックスしたいと思っていても、環境や状況によってセックスできなくなるケースは、決して珍しくありません。
セックスの回数や頻度を増やす方法
セックスの回数や頻度を増やすための、性生活を充実させるコツを紹介します。
方法(1)女性から積極的に誘う
男性側がセックスに誘わないことも、セックスレスの要因の1つ。女性側から積極的に誘うことで、雰囲気を変えられる場合があります。ただし、パートナーが疲れているときや、生活リズムに合わないタイミングは避けましょう。相手の状況や体調を気遣った上で誘うことが重要です。
可愛い下着や部屋着を選んだり、官能的でありながら上品な印象の香水をつけたりなど、間接的にさりげなく誘ってみるのもおすすめです。
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方法(2)自分磨きをする
「家族」としてしか見られなくなると、性的な欲求が低下してしまうもの。付き合いが長くなることで安心し切ってしまい、ついセルフケアを怠ってしまうこともあるでしょう。自分磨きをすることで、改めて彼に女性として意識されれば、自然とセックスへの関心が増すはずです。
- 髪型やファッションを変える
- 肌や髪をケアする
- エクササイズする
- デリケートゾーンやアンダーヘアをケアする
- 膣トレで感度や引き締めをケアする
など、ぜひ自分に合ったケアを取り入れてみてください。
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方法(3)ファストセックスを取り入れる
セックスに時間がかかることを、負担に思うこともあるでしょう。そこでおすすめなのが、「ファストセックス(時短セックス)」です。前戯に時間をかけずに早く挿入するやり方で、セックスの疲労や負担を軽減することができます。
「セックスは時間がかかって疲れる、面倒臭い」というイメージを払拭することで、お互い気軽にセックスを楽しめるようになるでしょう。
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方法(4)新しいプレイを取り入れる
セックスがマンネリ化すると、性行為に対する倦怠感が生じ、セックスの頻度が下がります。新しいプレイを積極的に取り入れることで、マンネリを解消することができます。
- やったことがない体位
- ソフトSM
- 焦らしプレイ
- コスプレ
- お風呂セックス
- ローションプレイ
- スローセックス
など、お互いが興味のあるプレイやシチュエーションを取り入れると、セックスへの意欲や興奮が高まるでしょう。
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方法(5)環境や体調を整える
- 生活習慣を改善する
- 筋トレやエクササイズで体力をつける
- 性機能を高める栄養素を摂る
- 寝室のインテリアを変える
- ラブホテルに行く
など、セックスのための環境や体調を整えることも大切です。
体力や筋力の衰えは、セックスをするための体力が不足するだけでなく、男性の勃起力低下や女性の濡れにくさにも繋がります。一緒にジョギングや筋トレをすれば、健康増進にもコミュニケーションにもなりますよ。
食事でも、男性をサポートしてみてください。特に「亜鉛」や「シトルリン」は、精力剤に含まれるほど効果が期待できる成分です。食事で摂取しにくい場合は、サプリメントで補うのもおすすめです。
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- 彼の「元気」と「男らしさ」を応援!
2人が理想とする回数・頻度のセックスを目指そう!
どんなに愛し合っているカップルでも、一緒にいる時間が長くなると、セックスの頻度や回数は低下していく傾向にあります。
年齢や環境の変化を乗り越えて、パートナーとのセックスを楽しみ続けるためには、マンネリ解消や自分磨き、体力アップなどの工夫が必要です。今回紹介した方法を参考に、パートナーとのセックスの頻度を高め、充実した性生活を楽しんでくださいね。