アナニーは女性でも気持ちいい?必要な道具や事前準備、やり方を徹底解説!
アナニーとは?本当に気持ちよくなれるの?
「アナニー」とは、アナル(お尻の穴)でオナニーすることです。アナルは非常にデリケートなパーツですので、正しいやり方で衛生的に行う必要がある、ややアブノーマルなプレイです。
アナルで得られる快感は、体の構造が異なるために男女で大きな差があります。アナニーで気持ちよくなる仕組みや、アナニーの注意点を解説します。
男性のアナニーが気持ちいい理由
男性がアナニーで快感を得られるのは、「前立腺」という内臓器官が直腸越しに刺激されるためです。前立腺は、男性の膀胱のすぐ下あたりに尿道を取り囲むようについています。男性が射精すると、前立腺が収縮・刺激され、オーガズムが得られると言われています。
男性がアナニーで前立腺を刺激すると、射精時と同じような感覚を何度も強く味わうことができます。アナニーで射精せず絶頂を迎えることを「ドライオーガズム」と呼びます。
女性はアナニーで気持ちよくなれる?
女性の場合、前立腺が存在しないため、男性のようにアナニーでドライオーガズムを感じることはありません。しかし、男性とは異なる形で、アナルで快感を得られる方も一定数います。女性のアナニーの場合、
- 排泄感、お尻の中の圧迫感
- アナルへの刺激が膣の神経を刺激する
- アブノーマルなことをする背徳感に興奮する
などにより、独特の快感を得られる場合があります。ただし、一般的にアナルへの刺激に慣れるまでは時間がかかります。じっくりと開発したり、他の性感帯を同時に刺激したりすることで、アナニーでも快感が得られるようになるかもしれません。
アナニーのデメリット・注意点
アナニーではお尻の穴を刺激するため、通常の膣やペニスなどでのオナニーとは異なるデメリットや注意点があります。安全かつ衛生的にアナニーを楽しむために、必ず留意しましょう。
注意点(1)衛生対策・怪我予防を怠らない
お尻の穴の中には、沢山の雑菌が存在します。また、元々何かを挿入する部位ではないため、非常に傷つきやすく、ちょっとした傷で直腸炎などの炎症を引き起こす可能性があります。
- 爪を切り、手指を清潔に洗う
- 指サックやコンドームを付ける
- 腸内を洗浄する
- 激しい動きは控える、少しずつゆっくりと
- アナルに挿入した指やグッズは必ず洗う
- アナニー後はアナルを内側まで綺麗に洗う
など、衛生対策と怪我予防を徹底しましょう。
注意点(2)気持ちよくなるまでに時間がかかる
男性の場合、前立腺が刺激されるため、アナニーですぐに快感が得られる方も一定数います。しかし女性の場合、アナルは直接的な性感帯ではなく、いくら時間をかけても全く快感を覚えない方も少なくありません。
女性がアナニーに挑戦する際は、すぐに気持ちよくなろうとせず、「そのうち気持ちよくなれたら良いな」というスタンスで取り組んでみましょう。
優位店(3)グッズの入れっぱなし・拡張し過ぎに注意
ディルドやバイブを使ってアナニーする際は、グッズをアナルに入れっぱなしにしないよう注意しましょう。アナルには、膣のように内部を濡らす機能がありません。グッズを入れっぱなしにすると、ローションが乾燥し、抜けなくなったり怪我をしたりする可能性があります。
また、グッズの使用がエスカレートすると、お尻周りの筋肉(肛門括約筋)が緩くなり、お尻の穴が広がったままになってしまう恐れがあります。おならや便が漏れたり、雑菌が入り込みやすくなったりする恐れがあります。グッズを使用する際は、
- 一般的なサイズのグッズを使用する
- 頻繁にやり過ぎない
- グッズの使用後はすぐに抜く
の3点を必ず守りましょう。
注意点(4)お腹の調子に異常をきたす場合がある
アナニーをすると直腸が刺激されるため、
- おならが出やすくなる
- 下痢を起こす
など、お腹の調子に異常をきたす場合があります。直腸への刺激だけでなく、腸内に残ったローションの成分が吸収されてお腹を壊すこともあるのです。
- アナニー後にしっかりと腸内洗浄を行う
- 体に優しい成分でできたローションを使う
などの対策が有効です。改善しない場合は、アナニーのやり方や頻度を見直すか、アナニー自体を控えることをおすすめします。
アナニーの準備の仕方と必要な道具
アナニーは、事前準備が非常に重要です。衛生的・安全にアナニーを楽しむために、きちんと道具を揃え、必ず正しい準備を済ませてからトライしましょう。
アナニーのために用意するもの
膣やペニスのオナニーと異なり、アナニーには多くのアイテムが必要です。怪我や雑菌を防ぐ為にも、必ず用意してください。
浣腸器またはウォシュレット、シャワー
アナニーをする前は、腸内洗浄が必須です。1番効果的なのが、専用の浣腸器を使う方法。初心者用でも使いやすいものも、アダルトショップなどに市販されています。体温程度のぬるま湯をお尻の中に注入し、トイレなどで排出しましょう。
どうしても浣腸器が用意できない場合は、トイレのウォシュレットやお風呂場のシャワーを使う方法もあります。お尻の穴を指で広げ、ぬるま湯を当てて洗浄します。
ローション
アナルは膣と違い、愛液などを分泌する仕組みがないため、摩擦を防ぐ為にローションの使用が不可欠です。ローションの成分は腸で自然吸収されますので、体に優しい成分で作られたものを選ぶと良いでしょう。アナル用の乾きにくいローションも市販されています。
グリセリンが含まれたローションは、体内に吸収されることで腹痛を引き起こす可能性があります。また、オイルやボディーソープ、馬油などといったアイテムでの代用も、思わぬトラブルを引き起こす恐れがあります。
指サック、グッズ用コンドーム
指やグッズをアナルに挿入しますので、衛生対策として指サックやコンドームを使用しましょう。ジェル付きの指用コンドームや、大容量のグッズ用コンドームは、通常のオナニーやラブタイムにも活用できるおすすめのアイテムです。
アナルグッズ
指でのアナニーに慣れたら、アナルグッズを取り入れるのもおすすめです。最初はスリムな初心者向けのアイテムから挑戦してみましょう。代表的なアナルグッズには、
- アナルパール
- ディルド
- アナルプラグ
- アナルローター
- アナルバイブ
などがあります。初めての方は、細身のアナルパールから取り入れるのがおすすめです。
グッズ用クリーナー、消毒用アルコールなど
どんなに腸内を綺麗に洗ったつもりでも、お尻の中の雑菌を全て洗い流すことはできません。アナニー後は、必ず手指やグッズを清潔に洗いましょう。アナルを触った手やグッズで、そのまま膣など他の粘膜に触れないように十分留意してください。
水洗いできないアイテムに関しては、ラブグッズ用のクリーナーや、消毒用アルコールなどを準備しておくと良いでしょう。
タオルや防水シーツ
アナニーは、お尻の穴という汚れが気になる部位である上に、ローションをたっぷりと使用します。大判のバスタオルを重ねたり、防水シーツを活用し、ベッドや部屋が汚れないように準備しておきましょう。
初心者向け!アナニーの基本のやり方
事前準備を整えたら、早速アナニーに挑戦してみましょう!初心者向けのアナニーのやり方を解説します。
STEP1. マッサージでアナルをほぐす
まずは、雑菌対策としてコンドームや指サックなどを指につけ、お尻の穴の周辺をマッサージします。アナルにすぐに挿入すると、痛みや怪我の原因となります。まずは穴周辺を指の腹で擦ったり押したりし、お尻の穴の肛門括約筋をゆっくりじっくりほぐしましょう。
STEP2. ローションをつけて指を入れる
お尻の穴周辺の筋肉がほぐれてきたら、ローションを指とお尻の穴にたっぷりと付け、少しずつ指を挿入します。少し入れたらゆっくりほぐす、ほぐれたらまた少し入れる、というように、ゆっくりと挿入を進めていきます。
最初は指を1本入れるだけで、苦しく感じるかもしれません。くれぐれも無理をせず、自分のペースで挑戦してください。指を挿入することに抵抗がある方は、タンポン程度のサイズのスリムなラブグッズを活用しても良いでしょう。
STEP3. 焦らずゆっくりとピストンする
アナルに物を入れる感覚に慣れてきたら、ゆっくりとピストンしてみましょう。滑りが悪くなってきたら、都度ローションをプラスします。アナルパールやディルドなどのグッズを使う場合も同様に、コンドームとローションを活用してください。
ピストンによって強い排泄感を覚えたとしても、しっかりと腸内洗浄をしていれば、概ね漏れる心配はありません。この排泄感を快感として捉えることが、アナニーで気持ちよくなる最大の鍵となります。
STEP4. 衛生面に気を配って後片付けを
アナニーが終わったら、いつも以上に衛生面に気を配って片付けます。手指を綺麗に洗い、グッズは洗ったりクリーナーやアルコールなどで消毒したりして清潔にします。グッズに水や石鹸、アルコールを使えるかどうかは、事前によく確認しましょう。
さらに、アナルについたローションをできる限り落とします。浣腸器で腸内洗浄するのが理想ですが、難しければウォシュレットやシャワーなどで洗い流します。
アナニーをもっと気持ちよくするコツ
「アナルの気持ちよさがなかなか分からない」「慣れてきたからもっと気持ちよくなりたい」という方は、アナニーにちょっとしたコツやアイテムをプラスしてみましょう。
コツ(1)他の性感帯を同時に刺激する
そもそも女性のアナルは、直接的に気持ちよさを感じられる場所ではありません。最初はアナルだけでなく、乳首やクリトリスなど、他の性感帯を同時に刺激するのがおすすめです。アナルへの刺激と性的快感が結びつきやすくなるかもしれません。
コツ(2)アナルグッズを活用する
指でのアナニーに慣れてきたら、アナル用のラブグッズを使うのもおすすめ!特にバイブやローターなど電動タイプのアナル用ラブグッズは、指では味わえない独特の刺激が味わえますよ。
アナルセックスに興味がある方は、吸盤で壁や床に固定できるディルドを使った練習に挑戦してみてはいかがでしょうか?大き過ぎないサイズのものを選びましょう。
コツ(3)「裏Gスポット」を刺激する
「裏Gスポット」とは、膣内のやや奥の背中側にあるとされる性感帯のこと。Gスポットの反対側の少し深い所にあり、摩擦したり圧迫したりすることで快感が得られ、さらにはアナルの神経を活発化させると言われています。
アナニーに慣れて、7cmほどグッズを挿入できるようになったら、お腹側を圧迫するように刺激してみてください。Gスポットと比べると快感は掴みにくいですが、開発を重ねることで強い快感を覚えるようになるかもしれません。
コツ(4)「両穴攻め」にトライする
アナルオナニーに慣れ、「もっと激しいアナニーがしたい!」と思ったら、膣とアナル両方に挿入する「両穴攻め」に挑戦する方法もあります。「2本挿し」「2穴攻め」とも呼ばれる、非常にハードなプレイです。
体に強い負担がかかりますので、膣・アナル双方の開発がしっかり進んでいる場合に限り、無理のない範囲で行ってください。また、最初は指と細めのラブグッズを組み合わせるなど、一気に負荷をかけ過ぎない工夫も必要です。
正しく清潔にアナニーを楽しもう!
アナニー(アナルオナニー)は、男性だけでなく女性も楽しめるオナニーの方法です。時間をかけて開発する必要があり、衛生面や怪我などの対策も必要ですので、必ず正しい知識を持った上で挑戦しましょう。
「普通のオナニーやセックスより、アナルの方が気持ちいい」という方もいるほど、アナルプレイは奥深いものです。安全に快感を追求するためにも、きちんと事前準備を整え、無理のない範囲で挑戦してくださいね。